Title : お選にキャラ、メール、いかがっすか
年明け、目出度いの具体策としては金欠なので目で鯛。落語ネタで、食べずに梅干し眺めてご飯かきこむの図。
弱者後回し政策は歳が明けても正夢継続中。元旦から後ろ向きなグチ、ボヤきと思われては困る。そうではない。三が日をバーチャル世界で過ごすつもりがないだけだ。
元旦が万人に目出度いなどとはご無体な。人の数だけ賀正の意味があって良いはず。ボクの場合、賀正は我正。自分が正しい、という意味ではなく我を正す。襟を正す。正しくあれないからこそありたいと戒める。
謹賀新年より金が信念。守銭奴の意味ではなく、お金が価値基準と妄信、の意味ではなく、人として正しくあるがためには金に対して真摯であるということ。早い話がお金で自分を貶(おとし)めない。
迎春は迎瞬。新人を迎え入れても親身な研修なし。無謀な即戦力が要求されダメなら切り捨て。エビス顔は今や社会の瞬間芸。
我も金も迎も、他一切も全ては正しくあること。偉そうな理想、でも何でもない。そうあろうと意識しなければ、次第に、やがては、必ず自分を見失う。
2018年、お目で問う。
視覚で全てを軽々しく判断してしまう近年の私達。視覚決めつけが楽だから。
視覚も大事。しかし、正しくありたいと願い生きる自覚なしの視聴覚判断は全てをブチ壊しにする黄金の処世術だ。