多忙につき空想

Title : キテレツ現る

 

 

サッカーは両手使用が禁じ手。不思議な発想のスポーツだ、などと試合観戦をする度に奇妙な空想が頭をよぎる。

銃を突き付けられホールドアップ。後ろ手縛りされ捕虜。そして脱走…。過去、侵略された経験の多い国はサッカーが強い。

もちろん馬鹿げた空想ではあるが、日本は近年まで野球一辺倒で、それに比べるとサッカー人気はまだ日が浅い。それは大陸続きではなかったから?。

石の道に住み石の家に暮らす人々は、土の国の人より足首、膝が強靭だからサッカーが強い。

どんなに答探しの空想しても、至極当然、矛盾が次々に生じてくる。

第1回オリンピック時と現在を比べても、人間の身体能力は当時と大して進化などしていないという実験実証のTV番組を観て、ショックを覚えた経験がある。進歩、進化したのは設備や器具だけだと。

それでもなお、デタラメ空想は楽しい。デタラメ解答の消去法は常に何も残らない。だが、暇つぶしというわけではない。忙しいさ中に限って、何故だかフッと頭に浮かんで来ることが多いからだ。逆に暇な時には何も全然さっぱり浮かんでこない。

脳の構造は奇妙キテレツ。

 

選択出来る悦び

Title : お楽しみコントロール大歓迎

 

 

ここ10年、様々なアメリカTVドラマシリーズを観続けているのだが、面白すぎて日を増すごとに、毎年毎夜、楽しみは倍増し続けている感があるワタクシ。

素晴らしいカメラワーク、光と影の処理、俳優層の厚さ、子役に至るまで到底演技とは思えない感情移入、役柄への理解力。加えて脚本の濃さ。複雑怪奇な人間社会にタブーを怖れることなく真っ向から切り込み、観る側を絶句させる。

これに加えて、もはや完璧、実際映像より魅力的でリアルな特殊効果のソレが加わるのだから人々が熱中して当たり前。

エエッ!、こんな魅力的な俳優さん、一体どこで見つけてきたの?!。今までどこで何やってた人なの!。

全ては徹底的に視聴者本位。ありとあらゆる階層の要求するものに的確に応え、決して裏切らず、差し支えない範囲で媚び迎合し、作品の存在意義やメッセージについては決して譲らず旗を降ろさない。

これぞショービジネス。金儲けオンリーなら即刻バレて退場命令。本物の夢を与え、皆が納得してのお支払い。結果、金が儲かる。結果としてだ。似て非なるの典型。

あまりのドラマ人気に大物映画スターまでもがドラマ出演する時代。裏を返せば高額なギャラを支払える程に制作サイドが儲かっているということ。

有料チャンネル、無料チャンネル、選択の自由をありがとう。