Title : 勉強しまショ
ネット世界依存者は、時折、底なしの泥沼にはまった人、となぞらえられる。本人も確かにそうだと認識している場合が多い。
例えば、イジメなど一切受けてもいない子がイジメを受けたとうそぶき、結果、安息の地である自室ひきこもりで思う存分ネット世界に興じる。
検索依存症、ゲーム依存、投機依存、どれもみな度が過ぎるレベルにまで行ってしまう人は粘着気質の人が多い。生真面目な完全主義の人もそう。熱中しすぎて病気になるのはどんなことに興じても付きまとう。太古の昔からそう。
これはいい悪いで語られるべきテーマでは決してない。全ての人は幸福になるために生まれてきたのであって、幸福の正体は充実した時間の多さで決まる。
1日の睡眠時間が概して4時間の人。土日の休み2日間の寝貯めで稼ぎ、1週間の平均睡眠時間が6時間になれば何の問題もない。そう実証されている。
睡眠時間同様、人が熱中、興奮で充実した時間が1週間で12時間あったなら、最高に幸福な時を生きていると間違いなくいえる。
昔、「夜を甘くみると人生半分損するよ」という名コピーもあった。
無論、誰かを犠牲にした上に成り立つ充実時間は幸福時間とはとても呼べない。
自分が幸福感の絶頂にあっても、第三者が犠牲になっている場合、いつか必ず反動が自分の身に跳ね返って来るのだから。その恐怖が確定予想されている状態で何かに没頭するのは必ず焦燥感がつきまとう。それは幸福感の妨げになる。
日本政府は総じてネット社会にうとい。何故ならば不勉強で関心が薄いからだ。時代のKY。鯨漁は我が国古来の伝統だから、は分かる。世界と摩擦を起こしても引かない。それも、賛成は出来なくとも理解は出来る。
多摩川はタマゾンと呼ばれ日本の古来種が外来種にほろぼされ続けている。
外来種放流処罰します、の立て看板ひとつない。環境省だとか環境庁というものを作るべきだ。そうすればいいのに。問題は即刻解決するのに。多摩川古来種保護を行っても世界摩擦など生じないのに。
つまりは、依存症の真逆、サイト・アレルギーですか?と本気で聞きたくなる。多摩川釣り師のブログを読むことすらしていないのではないか。それこそ現場の声の宝庫なのに。
依存症ドップリにせよアレルギーどん引きいずれにせよ、国内外、時代の潮流知らん顔、後手に回る恐ろしさ。多摩川問題など比べ物にならない世界を相手の恐ろしさ。転んで初めて分かる痛みで良い。そういうことなのか。
それほどネット世界には底がない。領土有する世界より。