Title : んん~ッ?。箱の中には何があったんだぁ~?、ホエッ、ホェェ~
どうしようもなく暴力的なやドラマや映画が満載のアメリカ。ボクはアメリカのクリエイターを尊敬する。何故、彼が彼女が幼児虐待に至ったのか、どうして彼や彼女がギャングになったのか、一人一人の過去、幼児体験、環境、ありとあらゆる人格や行動創成に至るプロセスを視聴者に紐解いて見せる。
だから悲惨な暴力作品を真剣に鑑賞出来る。花も実もあるからだ。人間を、人間の人生を、生きてゆくという困難さを、打開策に糸口を、選択肢を示唆してくれる。
要するに、存在に足る作品なのだ。作り手達の確かな使命感も心地よい。
日本の暴力的ドラマや作品にはそれがない。欠如している。何故なら人間として捉えられておらず、登場人物を単なる1キャラとしか見なしていない。人間に関心がない。実存の探求に関心がない。視聴者のよりよい手助けとなるようしのぎを削るという使命感も祈りもない。
全てとは言わない。だが、子供騙しの安直な作品が目に付く。先進国で中年の孤独者がトップの日本。どんな作品にも真摯な受け皿がない。手引きがない。正義の味方か悪人か、役割分担は単純明快でゲームとさして変わらない。それが日本のオリジナリティーだというなら時代にそぐわない。危険な影響を与えるだけ。
お前は日本ばかり攻撃すると言われるのは心外極まりない。自国を愛していなければ嫌われ者など買ってでない。
学ばないのは何故か。面倒臭いからだ。ただ、それだけだ。