男性の前川清と女性の前川清 / 世界的に稀有な歌手

Title : ボーカル・マイクの妖精

 

 

私はかなりの音楽好きで、特に海外の色々なジャンルの歌や演奏を楽しんでいるのだが、それにしても妙に前川清という歌手が気になる。私は演歌ファンでは決してなく、いわゆるムード歌謡なるジャンルにも特に固執などしていない。

最近、桑田佳祐が前川清ファンであることを知り妙に納得した。彼もまた幾多の国内外名曲を聴き尽くす程のリスナーだから。

前川清の稀有な魅力をひとつ挙げてみたい。

野村正樹が歌って有名となった楽曲 ♪一度だけなら。今ならYouTubeで内山田洋とクールファイブのものがアップされている。

聞いて驚愕する。前川清の歌声は明らかに女性そのものである。女声の真似が上手いと言っているのではなく、この楽曲の主人公に生き写しだとと言いたいのだ。

クールファイブの楽曲 ♪ 北ホテルと聴き比べてみると更に仰天する。許されない関係を女性が断ち切りたくとも断ち切れない、それほどの男の魅力。抗えない程の理性を超えた魅力。そんな男ってどんな感じなのだろうか。

前川清はその男性の印象を歌声で伝えて見せた。

男性が男性の心情や女性の心情を歌う。それは世界中、星の数ほど試みられているが、これほどまでに男性歌手が女性に成りきれた例を私は知らない。どんな名歌手も異性の歌声の使い分けはしないものだ。

前川清は歌を歌うことが好きではないと言う。なるほど納得。であれば歌う自身に酔いしれることはないだろう。つまりは、

空恐ろしい程の客観性を楽曲との間に持ちえることが出来るわけだ。

ペットの熱中症対策 / ボクが毛むくじゃらだって知ってる?!

Title : スタミナ冷やしうどん

1⃣ 上写真は牛肉そぼろと甘めの味噌だれ。

 

2⃣ 下2点。八月猛暑の中、先だっての家人好意により室内冷房の素晴らしさを体感したこの者は、今日も夢再びと彼是(かれこれ)小一時間近くも扉が開くのを根気強く待っているのである。何度もナマアクビが出るのは夏バテの証拠!。

 

 

 

3⃣ 見かねて此処の一家は留守だと伝える。

「は、早く言ってよ~!」

 

 

 

猛暑から酷暑へ / 夏の風物詩 “熱中症”

Title : 「今からアイス買いに行く人、くじ引きで決めない?」

 

 

今や、もはや、日本国の夏は亜熱帯であると言われる。故に、亜熱帯地方生息の動物を野山に解き放ってもガンガンに種の保存をキープしているものも多いとか。寒い時期は冬眠越冬し、外来種として定着。

知人の友人である若き欧州女性は、日本の夏、浴衣を着て夕涼みしながらスイカを食べている自身の姿を思い描きニコニコ顔で来日。

当にそのシチュエーションの中、彼女は突然の熱中症に倒れ病院へ搬送された。日本の友人達と縁側に仲良く並び、朗らかに談笑しながらスイカを食べている記念写真の代わりに、彼女が帰国後ツイッターにアップした写真は、ひとくちだけ食べられ皿に取り残されたスイカ。病室のベッドで日本の友人達に囲まれ、弱弱しい笑みを見せる自身の写真…。

年々過酷さを増す日本の夏。猛暑から酷暑へと呼び方も変わりつつあるほどの強烈な湿度と熱風。日本に於ける夏の風物詩、その最たるものはセミ採りでも海水浴でもなく今や熱中症。

夏の申し子、高校球児達は本当に大丈夫なのだろうか。

熱闘甲子園は、熱湯甲子園になりはしないか。

皿洗いの秘密

 

 

1⃣ 一人前の歯科医師になる前、インターン達が

必ず通らなければならない必須実習が皿洗い。

何せ大量の食器、ここで挫折する者も多いと聞く。

The only living boy in New York / Simon & Garfunkel

Title : Only living Frog in New Swamp〈新しい沼で独り暮らしするカエル〉

 

 

I know that you’ve been eager to fly now

Hey, let your honesty shine, shine now

Like it shines on me

The only living boy in New York

 

 

オマエが今すぐにも

飛行機で行きたかったのは知ってたよ

夢中だったもんな、

そして行っちゃった

 

なあ、今こそ オマエの

自分に対する正直さが発揮されたってもんだ

オレもそうしてきたんだっけ

ニューヨークでひとり暮らす少年は

そういうもんだもんな

 

 

 

★ 独りで生きてゆく。つらくても哀しくても、それしか選択肢がない場合がある。孤独を埋めようと新たな環境を再構築する労力は著しい熱情を必要とする。年齢的なものや経験値にもよるが、ひとたび錆び(さび)ついた熱情を実用可能なものにまでもってゆくことは並大抵のことではない。誰かのアシストなしには。

Super Bowl Finals / The Sound of Silence~ Disturbed

Title : Super Bowl in my Brain

 

 

Hello Darkness, my old friend

I’ve come to talk with you again

because a vision softly creeping

left its seeds while I was sleeping

and the vision that was planted in my brain

still remains

within the sound of silence

 

 

よう、暗闇さん またアンタと語りにきちまったぜ

だって、オレが寝てる間に

幻影が、そいつの種をオレの頭ん中に

撒いてッたみてえなんだよな

で、ソイツ 育っちまったかで

まだオレの頭ん中みてぇなんだ

音のねぇやつの音と一緒ッつうか

 

 

★ あまりにショックなことに遭遇すると、

人は言葉を失う。絶句する、ともいう。

と同時に、周囲の喧騒も耳に入らなくなることも多い。

何故か。

ショックのあまり脳が思考を停止した。

衝撃で脳が気絶したともいえる。

脳が倒れれば視覚も聴覚も臭覚も、みな途絶えてしまう。

見えているのに自覚しない。

聞こえているのに自覚しない。

脳が判断しないので

見えても聞こえても

何の意味も持たないのだ。

 

脳に叩き込まねばならない。

ありとあらゆる自分なりの価値観を。

例えば愛。

愛する人と結ばれたら

一体自分はどう振舞うべきなのか。

脳内の愛についてのインデックスがカラッポなら、

相手の声は聞こえても聞こえていない。

 

相手が見えているのに、ミ・エ・ナ・イ。

 

Ready or not / The Rolling Stones

title : all that you’ve got

 

 

Start me up

we’re halfway there

oh livin’ on a prayer livin’ on a prayer

Ready or not You live for the fight

When that’s all that you’ve got

 

 

自分蘇生だろうがよ

半分まで来たってんだよ

祈り無しにゃ 生きてけねえぞ

 

スタンバッてんのか、ええ?

闘って勝ち取るしか

生きる証はねぇ

お前がやるんだよ

何から何までな

 

でなきゃ 生きてけねぇんだよ

 

 

 

Theme from New York, New York / Frank Sinatra

Title : Who is Kng ?

 

 

These little town blues, are melting away

I’ll make a brand new start of it in old New York

If I can make it there

I’ll make it anywhere    It’s up to you,

New York,  New York

 

 

小っちゃな街につきものの閉塞感もオサラバ

オレは新たな人生に踏み出すんだ

伝統あるニューヨークでね

ニューヨークを制すれば 何処でだって通用するしね

よろしく頼むぜ、ニューヨーク

 

 

心機一転にふさわしいのは新天地。当たり前。

何もかも知り尽くした環境下では

新たなスタートを切るのは

色々な意味で困難が付きまとう。

中でもシガラミなどは最たるもの。

なのに、新天地で

人は新たなシガラミを形成する。

知らず知らずのうちリフレイン。

何故って、

誰かに何かを頼まないではいられない。

結局ボクって弱いから。君も。あの人も。

例外なく皆人間だから。