Title : あわや押し競らマンジュウ
去る12月25日 ( 地獄時間を現世時間に換算 )、
MHKの人気番組『夫婦賛歌』のナマ放送中、
前代未聞の放送事故が勃発し大変な騒ぎとなっている。
ゴールデンタイムの深夜4時、番組に出演していたトーマ骸骨 ( ジョネェズ事務所所属、345歳 ) と
ドンゲリコ斎藤 ( 元両生類、80000歳 ) のオシドリ夫婦が
番組恒例エンディングでのチークダンス中、
次期ワールドコップ出場内定選手のネヒソマッシ権藤 ( ポンズカーケ田端所属 ) が
突然スタジオに奇声を張り上げ乱入、
チークダンスを踊る二人につかみかかろうとしたというもの。
幸い、掴みかかる前に警備員3名が権藤をその場で取り押さえ
ガイコツ夫妻にケガや胸やけはなかったものの、
ひとつ間違えば王手飛車取りだったのでは、と
番組プロデューサーはチワワの背中を撫でおろしたという。
権藤は、自身のボールさばきがチークダンスのようだ、と
児童達らにからかわれた経験が幼少時にあり、
この日は次の番組である『ワールドコップ2杯』出演のため楽屋に詰めていたが
チーク音楽の音に我を忘れ逆上したのだという。
権藤はガイコツ夫妻とは面識がなく、
祭りの夜店で蛍光ガイコツなども買った記憶がないという。
三途の川署は、近く権藤から更に詳しい事情を聴き
書類送検するかどうか野生のカマイタチらと相談する予定だ。
●サンデースパッツ12月7日号より