現代用語の奇想知識

Title : アラビアのロレンス

 

 

◆ 苦魔 (くま)

自身の人生の苦しみに耐え切れず魔物と化しピンキリの社会的問題を引き起こすに至る愚か者。山(手)などで散財罪(さんさいつみ)をしている買い物依存症の主婦が突然襲われ被害に遭うニュースが時々報じられている。

 

◆ 怒嬢 (どじょう)

お目当ての男性が草食系でアタックすれどもノレンに腕押し、激怒するお嬢様に他の無意味男性からお遊びモーション。その際の身のかわし方は見事。怒嬢なだけにツルツル。

 

◆ 頷義 (ウナギ)

職場、特に会議時には頷いてイチ早く同意を表明せねばならぬ義理男。天然物は希少、最近では言葉がカタコトな外国人労働者に多いと聞く。

◆ 飴場 (アメーバ)

ムチをかわしアメばかりを欲しがる者達が集う場所のこと。単細胞なのでいかようにも分裂増殖を繰り返す。永田町に多い。

粘子 (ネコ)

塾はおろか学校にも行きたくない。時間を惜しみ食事も風呂も、トイレまでもカットしてゲームに埋没する子供、またはオトナコドモ。その粘着性は強度。無理にはがそうとすれば破損の恐れも。

◆ 倒裸 (トラ)

悪質なアダルトビデオに出演しギャラを踏み倒されてしまう女性のこと。

◆ 破恥 (ハチ)

恥をかなぐり捨て自暴自棄と化し、公共の場であらゆる迷惑をまき散らす者。

◆ 多抜 (タヌキ)

水増し請求によってフトコロを肥やす愚か者。うまく化かしたつもりだが必ずバレテーラ。最近都会で急増、チクリ情報多数。

◆ 鯨人 (げいにん)

近代、希少価値となった芸人のように世界的保護が急務な絶滅危惧種。いつになったら芸とやらを披露してくれるのだろう、この人…。

◆ 困注 (こんちゅう)

夏に限らず大量発生し、応じかねる注文を出し店員を困惑させる者。冬場でも冬眠せず活発に動き回る。店側は応対に苦慮し、注意も出来ず困注。

◆ 仮想 (かそ)

ある地域から人が多数流出し、結果、その地がさびれてしまうこと。流出の理由は仮想現実世界への埋没。近年では学校がさびれている場合が多い。