メジナ幼魚のエメラルド体色バージョンとコールタール体色バージョン!。黒い体色のメジナに比べ緑色のコチラさん、明るい色合いだけあって本来の縦縞模様がよく分かります。お札の透かしさながらであります。住んでいる環境下で体色が劇的に違うような印象があります。このサイズは早く大きくなりたくて食欲はモーレツ!。竿を置きっ放しにしていると鍼(ハリ)を呑んでしまう確率が高くなってしまいます。そうなるとエラや内臓が傷ついてリリース出来ません。アタリが出たら即アワセ(魚の口にハリを引っかけること)して、健康体で海に戻してあげたいものです。
それにしても、どうしてこんなに体色が違うんでしょうねえ。両者は同じ場所、同じ時間、同じエサで釣れたものです。緑メジナは緑波間を泳ぎ回っていて、黒メジナは陽光届かない海底ストラクチャー(岩などの障害物)の影にでも身を潜めていた?。自然界の摂理や法則など、ボクには解明不能。知り合いのベテラン釣り師であるオジイチャンに聞いたなら、いつもの口癖でこう答えることでしょう。「魚に聞いてみなきゃ分かんないッ」。
◆メジナ幼魚は自作の胴突仕掛けを使用、ヘチでの釣果です。全長2m、ハリス2号、下錘ナス6号で底切り。エダス15センチが2本、鍼(ハリ)はチヌ1号。タナは約3mと推測されます。夕方の下げ潮が始まってすぐ、わずか20分の間にバタバタッと立て続けに8尾釣れました。全て15センチ程で、全リリース。
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