厳寒期の大物スズキ / 大物シーバス

Title やり取り約20分

 

 

先日、東京に初雪で交通機関に遅れ。その前日愚かなる私は海辺の堤防で性懲りもなく釣りをすること2時間半。上の写真は日没18:20過ぎ、浮き仕掛けに猛然と食らいついた大物78㎝のスズキ。

 

 

 

この大口を見て下さい。私の手首までスッポリ入り、口の中で開いて閉じて運動が出来る程のフライ料理最高美味なる海の幸。

日没直前に釣れたのはスズキの幼魚。セイゴと呼ばれるサイズで約18㎝。海底に沈めた仕掛けには約20㎝のマコガレイ。

 

 

 

21㎝のメバルはもう少し大きくしてから煮付けようと持ち帰り水槽飼育。4月~5月辺りにいただきます。これは黒メバルで最高に美味。店で売られているものは赤メバルで数段味は落ちます。

真冬のスズキ釣り / 堤防釣り

Title : 玉網とスズキ

 

 

先月5回の釣行で上げたスズキです。こうして写真を並べてみると同じ1尾を何枚も撮影したように見えますが全て別個体です。私にはルアーマンのようにシーバスと呼ばれるスズキとゲームを楽しんでいる感覚はありません。彼らルアーマン(擬似エサ使用の釣りをする人)は大物が釣れても優しくリリース。私の様に食い意地が張っている者は漁感覚。新鮮な焼き魚やフライが食べたいばかりに12月の真夜中、寒さで卒倒しそうになりながら釣りをしているのです。

7月はカタクチイワシ(イリコになるもの。写真D)をサビキ釣りで釣りまくり、刺身で頂きました。100尾ほどを捌くのは大変ではありましたが、小口ネギと生姜醤油で食べる映像が私を励まし続けてくれました。カタクチイワシも私に劣らぬ食いしん坊、コマセを詰めた網の中に入り込んで食べていたりします。

11月はセイゴ釣り(写真B、18~50㎝。キスも混じってますが)。スズキの幼魚で、下から斜め上へ上昇するエサに食いついてきますから、そういう誘い掛けを竿先で。1時間50尾ほど釣れ、針を飲み込んでいないものはリリース。

たまに嬉しい外道もかかります。コショウダイは高級料亭に出る希少価値のネタ。写真Aは28㎝と小ぶりですが、旨さ抜群、甘味があり焼き魚にして絶品。

写真Cはマアジ26㎝。日没直後のサビキ釣りで8尾を6分間で上げました。こここ、これは凄い!とやる気満々になりましたが、回遊してきたのはその1回のみ。あとは待てど暮らせど音沙汰無し。釣りたてのアジは全身虹色に光り輝いています。刺身と焼き魚でペロリと完食。

写真Eは、逃がして欲しさに、アジ待つ私の背中に向かって声を枯らさんばかりにフレー、フレェーッ!! と応援し続ける石蟹(甲羅コブシ大)。哀れさを誘い蟹汁諦めリリース。

 

 

 

カサゴの数釣り / ロックフィッシュ / あやかりたい生命力

Title : 戦国武将魚

 

 

今年1月に2回釣行。カサゴさんアナゴさんの釣果です。外道では30㎝ほどのセイゴも多く掛かりました。それにしても寒い!、足先の感覚皆無。途中、自転車のオマワリさんにも職務質問されました。

「寒いでしょ?」「ええ」「釣り好きなんだ」「というよりカサゴとアナゴが食べたいんです」

オマワリさんも釣り好きで、郷里に帰ると波止めブロック(沈みテトラ)に糸を垂らしてイセエビを釣るそうです。ひえええ羨ましい!。

写真右上下は、持ち帰ったカサゴを氷から出し塩水張ったタライに入れたところ。わずか数十秒で仮死状態から復活!。釣り座から帰宅まで2時間、もの凄い生命力です。夏場8月は海水水槽で飼育しているカサゴはことごとく酸欠死します。暑さには非常に弱いのです。