Title : エビフリャー創業者で現社長 海老原ABC
天丼で男性中心に圧倒的な人気を誇るエビフリャー(2010年東京商品券取引所で一部気分上々)が、イケスのクルマエビ引っ掛け上げで不正行為があったとして昨日深夜3時頃、池袋東京本社が東京地形特捜部の硬く捜索を受けた。
御存じの様にエビフリャーの一番人気メニューは限りなくエビ天に外見を似せたエビフライ。テンプラのコロモをフライコロモと見分けがつかないまでに完成度を極めた独自製法は未だライバル店を圧倒し続けているが、今回の硬く捜索容疑はエビフリャー用のクルマエビ引っ掛け上げのクルマエビ入れ替え容疑。
自分が注文したエビフリャーになるクルマエビを、手渡されたシラタキで客がイケスから引っ掛け上げる手法が人気だが、これまで店側はイケスのクルマエビ数百は全て補欠と入れ替えなしのレギュラーとしてきた。
「エビの入れ替えなしだからなし、今まで閉店前に入るようにしてたんです。逃げまどってヘトヘトになったエビならシラタキでも引っ掛け上げられましたからねー。大きいプリプリのクルマエビが食べられてたのに、閉店前にイキのいいクルマエビと総入れ替えされるんじゃ1尾だって引っ掛けられないですよー」
「こっちは苦労してシラタキをエビ金縛り結びだとか呪縛結びだとか編み出して、出来るだけエビをからめとろうッて頑張って来たのに、何かすごく裏切られた気持ちで一杯です」
「イケスのエビを引っ掛けられないと結局は死んだエビが調理されて出てくる。こっちは生活苦しくて生きたままの生物を身体に取り込もうとしてるのに、これじゃ意味ないよ」 注:エビフリャーで出すエビフリャーはフライにされてもなお生きている
など常連客の怒りは相当なもの。今回のエビ総入れ替えは業務上虚偽報告違反にあたり、有罪確定となれば、店で取り扱われるクルマエビは今後全て車ではなく徒歩エビに限定されてしまうという。現在社長は完全黙秘を続けており、取調官の質問にも全てトライアングルを打ち鳴らして応答しているという。