堪忍袋の緒が切れる / 腹の虫 / 曲がるヘソ

Title : カカオ星人はストレスなし 

 

 

堪忍袋 (かんにんぶくろ) の緒が切れた

という表現がある。もうこれ以上は全くガマン出来ない、という意味。

そう言われてもねぇ…。身体のどこに収納されているんだろうか、その袋。

ひょっとしてヘソの緒に繋がっていたんだろうか、その袋…。緒が切れる、なんて言うところからして…。

皆さん、この言い回し使っている時、堪忍袋なるものの色や形、果たして頭に描いているのだろうか。

ひょっとして残忍袋 (ざんにんぶくろ) なんてものも身体の何処かにあったりするのだろうか。その袋の緒が切れたに違いないと思えるような事件とかあったりするんだけどねぇ…。

腹の虫が治まらない

なんて言い回しも在る。怒りが強すぎて腹の虫が一向に大人しくなってくれず腹の中で興奮して暴れている、といったような意味だ。ということは、

堪忍袋の緒を切ったのは 腹の虫ではないのか?

という疑問が湧き、昨夜は闇の中、目がランランと輝き眠れなかった。

袋に入っていたのだとしたら何匹くらいか?

誰が最初に腹の虫を袋に入れたのか?虫達が自首的に入ったのだとしたら、緒は袋の内側で結ばれていたはずだが?

堪忍袋の緒は、ほどけたのではなく切れたわけで、緒の強度はどのくらいのものだったのだろう?。ゲタの緒と比べるとどうなのか?。

などと次々に疑問が湧いて来る。そして突如、飛躍して思った。

ヘソを曲げた

という言い回しも在ったと。腹を立てて関係がこじれてしまった、ヘソを曲げた相手との修復は相当困難である、といった状況。

よくよく考えるに、激怒するとナゼ、ヘソが曲がるのだろうか?。

第一、ヘソが曲がる、というのは視覚的にどういう状態なのであろう?。全く絵面(えづら)を想像出来ない。

もしかして…、ヘソを力づくで曲げたのは腹の虫なのだろうか?。

だとすると、ヘソは堪忍袋の中に入っているのか、あるいは、堪忍袋の緒がヘソに繋がっているのだろうか?。

分からない…。考えれば考えるほど分らなくなってゆく…。誰か分かる人…。