1⃣ 勉強の秘密
上、観客からどよめきが上がったボード。
2⃣ 上皮細胞の秘密
上、一部ブーイングが起きたボード。
3⃣ 競争の秘密
シャドーボクシングは座ったままで出来るはずがないのに、何故ワザワザ立ってと…。
ネコは唯我独尊、気ままで自由。だけど自分1人じゃ乗り越えられないことも…。どうしよう。どうしたらいい?…。見てよ、あの立ちつくす後ろ姿!。だけどアレって、もしかしたらボク?…。それとも、キミ?。
1⃣ 勉強の秘密
上、観客からどよめきが上がったボード。
2⃣ 上皮細胞の秘密
上、一部ブーイングが起きたボード。
3⃣ 競争の秘密
シャドーボクシングは座ったままで出来るはずがないのに、何故ワザワザ立ってと…。
2⃣ 宇宙の秘密
上、観客のスタンディング・オベーションを受けたボード。エとは何か。
NASAにも解けなかった謎が今…。
3⃣ 大相撲の秘密
上、力士達との雑談から発見した真理。
Title : 精米するブタさん
かつて日本経済が世界を席巻していた頃、お嬢様方はご自身の結婚相手となるためには “ 三高 ” を兼ね備えていなければならぬ、との通達を出した。高学歴、高収入、高身長…。
今、未婚の男性、女性は次なる結婚条件を広く世間に公示する。
心技体であること。すなわち、心がゆるキャラであること。技とは不当リストラされない独自の手に職、特殊技能を有している事。体脂肪が低いこと、この三位一体は何が何でも譲ることの出来ない必須アイテムなのである、と。
米を食すに米殻いらぬ ありのままなら それで良し
心技体。言うは易し、行うは難し。
メジャーリーガーのイチロー選手は自らのプライドにかけて自身に心技体を課した。その美しさには誰もが惜しみない拍手を送る。
人から一方的に押し付けられた心技体など絵に描いたモチ。会得のフリもすぐにボロが出る。
Title : カカオ星人はストレスなし
堪忍袋 (かんにんぶくろ) の緒が切れた
という表現がある。もうこれ以上は全くガマン出来ない、という意味。
そう言われてもねぇ…。身体のどこに収納されているんだろうか、その袋。
ひょっとしてヘソの緒に繋がっていたんだろうか、その袋…。緒が切れる、なんて言うところからして…。
皆さん、この言い回し使っている時、堪忍袋なるものの色や形、果たして頭に描いているのだろうか。
ひょっとして残忍袋 (ざんにんぶくろ) なんてものも身体の何処かにあったりするのだろうか。その袋の緒が切れたに違いないと思えるような事件とかあったりするんだけどねぇ…。
腹の虫が治まらない
なんて言い回しも在る。怒りが強すぎて腹の虫が一向に大人しくなってくれず腹の中で興奮して暴れている、といったような意味だ。ということは、
堪忍袋の緒を切ったのは 腹の虫ではないのか?
という疑問が湧き、昨夜は闇の中、目がランランと輝き眠れなかった。
袋に入っていたのだとしたら何匹くらいか?
誰が最初に腹の虫を袋に入れたのか?虫達が自首的に入ったのだとしたら、緒は袋の内側で結ばれていたはずだが?
堪忍袋の緒は、ほどけたのではなく切れたわけで、緒の強度はどのくらいのものだったのだろう?。ゲタの緒と比べるとどうなのか?。
などと次々に疑問が湧いて来る。そして突如、飛躍して思った。
ヘソを曲げた
という言い回しも在ったと。腹を立てて関係がこじれてしまった、ヘソを曲げた相手との修復は相当困難である、といった状況。
よくよく考えるに、激怒するとナゼ、ヘソが曲がるのだろうか?。
第一、ヘソが曲がる、というのは視覚的にどういう状態なのであろう?。全く絵面(えづら)を想像出来ない。
もしかして…、ヘソを力づくで曲げたのは腹の虫なのだろうか?。
だとすると、ヘソは堪忍袋の中に入っているのか、あるいは、堪忍袋の緒がヘソに繋がっているのだろうか?。
分からない…。考えれば考えるほど分らなくなってゆく…。誰か分かる人…。
Title : 元旦くらいはプリンとしてなさいッ
驚いたことに、今年があと少しで終わろうとしています。
と言う言い方の人もいれば、
「今年が終るまであと何日?、もう歯を食いしばるの限界ッ!」
と言葉をふり絞る人も。
今年も色々ありました。そりゃそうです、それが生きてゆくと言うこと。
今年も驚かされることが多々ありました。
と言う人がいます。ほとんどが想像力のなさ、が原因。年々、想像力がたくましくなってゆかないと、これからの時代は毎日が不測の事態。
私的には入院2週間という不測の事態。遅ればせながら、学び直したことは
何事もほどほど
ということです。あまりに簡単で、あまりに説得力のある言葉、そして
忘れ去られたり、無視されたりする言葉であります。
コレステロール値が高い。善玉コレステロールが?、悪玉コレステロールが?。
ストレス過多。快ストレスが?、不快ストレスが?。
お金が一杯入って来た。綺麗なお金が?、汚いお金が?。
今年同様、来年も暗いんじゃないかな。世間が?、アナタだけが?。
KY。空気読みすぎで何も出来なくなること。✖。
KY。空気読みすぎて規則正しい暖房使用時換気。〇。
ほどほど、に行く年くる年なし。
これが来年の私の抱負であります。
Title: ポップコーンてんこ盛りDOG
年末ともなると一層盛況を極めるのが金券SHOP。年賀はがきや切手、旅券など、少しでも安く購入しようと人々が入り乱れる。
宴席の季節でもあり、アルコールの力を借りて日頃のウップンが爆発一気に噴出。ケンカを売る。売られたケンカは買う。
忘年会ハシゴで、ある程度の枚数が溜まったケンカ金券をSHOPに持ち込む人が増える師走、特に目立つのが夫婦ゲンカの金券。
「ウチ、テリア飼ってるんだけど夫婦ゲンカは犬も食わないって言うでしょ?。アレ、ホントよね~。ウチの犬、子供達のケンカはマヨネーズかけて出すとよく食べるくせに、夫婦ゲンカは絶対食べませんもんね~」とは大田区在住の主婦。
今年は前年比、夫婦ゲンカ1枚につき約2~3~円程高く売れるとのこと。消費税対象外商品のポップコーンをケンカ金券で購入し飼い犬に与える飼い主が増えたためと国税局は睨みを利かせている。
Title : いいね!の乱れ打ちだジョーッ!
★瀬戸詰子。せときっこ。このエピソードの主人公。
「セトちゃんね、そんな考え方じゃキャリア・アップどころか、
結局最後は “ 井の中のカワズ、大海を知らず ”
で終わっちゃうんだよ。悪いけどサ」
と過度に前かがみ、珈琲をひとくちすすり、過度に勢いつけて、喫茶店席背もたれに背中を叩きつける部長のミト。
「カワズって何ですか」
「え。……カワウソだっけ……よく分からないけど」
「それでは、カワズが大海を知らないのであれば、
カワズが何たるかを知らない部長は
一体何を知らないことになりますか。出来ればお答え下さい」
「………」
「部長は、この間の
ビジネス・ソリューション相互戦略会議
で発言されておられました。その中で
ワタクシ達は “ 同じ穴のムジナ ” である
とおっしゃってました。ムジナって一体何ですか」
「……そう言われ……ても…」
「部長の目から見て、ワタクシ達は皆、正体不明であり、
それらが同じ穴に潜んでいる、つまり大変危険な状態である
と言っておられる印象を禁じ得ませんが」
「セトちゃん……。キミさ」
と言って過度に前かがみ、コーヒーを一気に飲み干し、今度は背もたれに自身を叩きつけないミト。
「お答をまだ伺えておりませんが」
「ううううむ…。キミ、会議のあと意味調べてみなかった?、自分で」
「ワタクシは、部長の口からお伺いしたかったのです。
前回の慰労会で部長がご挨拶なさいましたが、
“ 一寸の虫にも五分の魂 ”
と言っておられました。一寸の長さは何センチ、或いは何ミリなのでしょうか」
「もうそろそろ戻らないと。キミも仕事あるだろう」
「ワタクシ、正直申し上げて、何故
このタイミングで異動なのか計りかねて悩んでいます。
企業戦略情報部に転属されて未だ2年も経っておりません。
仕事内容も、半分覚えたか覚えてないかといった状況です。
それなのにキャリア・アップで金融解析部へ配属って、
何だか不自然に思えてしまって」
「それが会社だよ。会社ってものなんだよ。キミも大人なんだから、
いつまでも子供みたいにダダこねてないで、黙って…
「ダダってどういう意味ですか」
「ハハハハッ、ダダの意味なら流石に分かるな」
「教えてください」
「ダダは、……」
部長はテーブルの伝票を引ったくるようにして
荒々しくレジへと向かった。
職場に戻る素振りも見せず、セトは涼し気に
「あのう。コーヒーお代わり頂けます?」
するとウェイトレスが彼女に歩み寄り
「頂けるに決まってます。それがお店の収益の全てですから。
なのにどうして、頂けるかどうか聞いたりするんですか?」
Title : 世の中を知らんヤツラばっかだギャ!
Title : 七面鳥スティール
今年も、年の瀬押しせまったこのタイミングで、
〈 毎度お騒がせな重大発表!〉で有名な焼き鳥チェーン店ヤキトラが
恒例のお歳暮商戦の決定版『七面鳥スティール』を発売し、
facemokku ( フェイスモック ⇒ 樫の木モックになりすまし、互いに意見交換を行うソーシャルリンクのひとつ ) で話題騒然となっている。
「七面鳥スティールはお歳暮用の冷凍食材ですけど、
これが送られてきたら、クリスマスまで家のどっかに隠しといて、
イブ当日に食卓に出せばお子さん達大喜びだとは思いますよー。
開封しなかった場合は正月のお雑煮なんかに入れたりね」
とはヤキトラ本店広報次長の鳥居さん。
鉄にメッキをほどこした七面鳥ロボットを
どうやって食べるのか伺ってみた。
「どうやってって…。生きてる七面鳥が
鉄メッキのハリボテ着こんでるだけですから。
イブ数日前に宅配されてきたら、少し時間がありますよね、クリスマスまで。
それまで子供の遊び相手にもなれるだろうし、
奥さんへのゴマすりで買い物に同行させて
大荷物持たせたりするといいんじゃないですか。仲良くなれますよ」
親愛の情が湧いてしまったら、心情的には、もう食べられないのではないか。
その点を伺ってみた。
「家族にヨリケリでしょう。
食べるウチは、それでも気兼ねなく食べるって聞いてますよ。
美味しかったとかお礼のハガキも沢山、本社に来てますし」
こんなんでいいんだろうか…。
Title : 売る虎7
ウルトラセブンどころか、ウルトライレブンに至るまで、嘘と裏切りの24時間営業エセ・ヒーロー。
いい気分とは、人を踏み台にする至福感。
中央のやり口に日本中の系列店舗はお怒りながら、民衆側からすれば、しょせん同じ穴のスムージーだな、のひとくくり。
十把一絡げ(じっぱひとからげ。色々な物を無理にひとくくりにしてしまうこと)は世の掟。
酒を大量にくらい完全酩酊、大虎(おおとら)。何年にも渡る悪行三昧こそ、常軌を逸した売る虎(ウルトラ)。
それが可能になったのは社会のモラルハザードの崩壊。
セブンイレブンに社会的制裁、すなわち不買運動、という消費者ひとりひとりの気概の欠如。抗議がないに等しい小規模なものならば組織安泰、痛くもかゆくもないどころか、これでいいのだ、というお墨付きさえもらったに等しい厚顔無恥。
ようするに、ブラック企業は脆弱(ぜいじゃく)な世論が作る、の法則典型。
セブンイレブンほどの大胆不敵なノーガード戦略、ちょっと珍し過ぎる、などと言っている場合ではない。珍しい現象がアッと言う間に常識に固定化してしまうのが日本という国なのだ。
自分に直接被害がないのなら、現状、関係なしのヒトゴト。
この日本人スローガンはお目出度い。目立たぬところではシッカリ間接被害、それに気づかず第三者スタンス。
知らぬが仏
などというコトワザなどとっくに形骸化。
知らぬが花よ
などという決め台詞もとっくに忘却の彼方。
今や、知っているか否かは、お得情報のみに限られ、隠されたお得でない損情報には気が付きもしない。損情報というオマケがゼロで、初めて本物のお得情報。
損要素で得要素が相殺される。これがヤリクチ。損して得取れ、とは違い過ぎる残念なカラクリ。
Title : 泣く寸前のアイヤイヤイ
今年も年末恒例、2021年最優秀プレミアム商品大賞(笑止千万庁主催)
が開催され、ロボットアイテムのアイヤイヤイ( ステイバック社 ) が
見事対象を受賞し、
受賞パーティー会場となった品川プリンホテル9221階鳳凰の間は、
詰め替えた報道陣20~30人で満杯となった。
この身長184センチのAIボット『アイヤイヤイ』は嘆きのチタンと噂されるだけあって、
いわゆる泣きロボット。悲しい、悔しい、腹立たしいなど、
苦しい胸の内を伝えられない者達らに代わり、
相手の前でサメザメと泣いてくれるという素晴らしいアイテムだ。
泣き声は、最小レベルのメソメソから、
中音量オイオイ、中強アイヤイヤイ、最強のアーイヤイヤイまで
微調整を含めると、23段階の音量切り替えが可能。
泣き声ばかりか、加えて派手なアクションで
悲しみ苦しみを相手に訴えかけるので、効果は絶大だと大評判だ。
「最強号泣モードでは相手の前で突然泣き崩れますから、
相当なインパクトがあります。
初回販売は4000台でしたが、
昨日までの予約件数が82万件を突破致しました。
生産が追いつかないこともあり、現在当社も混乱していますが、
最終的には、生産ライン現場でアイヤイヤイを24時間泣かせ続ける
ことによって現場の方々にプレッシャーをかけようかなと」
ステイバック東京天王洲支店企画部補佐山崎氏談。
バッテリーは、太陽光ではなく月光から取り込むソーラーパネル式と
ゲンジボタル8000万匹から取り込む甘水パネルの2種。
気になる価格だが、初回は1台72万円。
今後コストダウンを考えているそうで、
最終的には来年から2万円を目標に掲げているという。