婚活と就活の決め手 / 理解力で目的達成 / 要するに自活

Title : 煮込みカツ

 

 

 

「お前サー、ちょっと聞きたいんだけど、me Tubeで昨日から始まった青春物ドラマ “ 婚活とは何だ ” って観ちゃったりした?」

「アーアレか。観たけど、チョイ引っかかるよなオレ。だってサー、婚活って結婚活動の略語だろ?。何だよソレ。結婚って活動してするものだっけ。見合いって、合コンって、恋愛ってサー、活動なんだっけ?。

学校の部活は確かにオレ的には活動だと思う。人を恋するーとか愛するー、なんて重大極まりない人間の根源的な本能とか情緒だとかに関係ないからな、部活って。野外活動って。マグマの活動、これは有りだよ。マグマに感情とか情緒なんてないからな。

猛獣は夜に活動する、も同じくだ。情緒感じてたら狩りなんて出来たもんじゃないからな。なわけで、それと同等でいいのか、婚活って言葉。オレ、甘いのかな」

「てか、あのドラマが婚活って名付けたわけじゃないべ。そこんとこ宜しく」

「そりゃそーだ。じゃお前サー、死活問題だってよくいうだろ?。アレって活動が死ぬ、つまり活動出来なくなるって意味だろ?。じゃ、安心して生きていけるように頑張ってるオレ達のやってることってサー、死活?。死活なの?、ねえ」

「死活だよ。死活なんだよ」

「じゃあ生活って何だよ。死活の同義語なのか。え?」「そうだよ。同義語だ」

「分かった。つまりはこうだ。就活と婚活、どちらも目的達成のための活動。つまり、就活は恋愛感情抜きには出来ない活動、とまああこういうことなんだな」

「やっとわかったのかよーそんなこと!。全くお前にはマイルよ。しっかりしてくれよー25にもなってえー。いい加減に社会の常識ってやつを覚えてくれよー」

「人が生きるは人活。婚活や就活、部活などはその一部。死んだ後、天国や地獄に行ってからの人生が死活。何かオレ、コツ掴んできたような気がする」

「だろー?。シンプルに考えりゃ案外見えてくるもんだよ。そういうのってサ」

「活魚って何だ」「活動する魚だよ」「人間は活人か」「そーだよ!。そう!」

「この場合、何故逆になる?。普通に考えれば人活じゃないのか。何故だよ」

「人骨を連想させてしまうからだよ。だからあえて逆にしてんだよ。魚活だと魚拓と勘違いされやすい、だから逆にしたってわけ。素直に考えればすぐ分かることじゃないか。な?」

「よく解った。やっぱり人と話すことって大事だな。オレ、これからもっと話活やることにする。皆と色々なことワカツ合いたいもんな、とか言ったりして」

「オイオイ、しっかりしろ。話をするのを活動とは言わないぞ」

「じゃ布教活動って何だ。選挙活動って何だ。話が目的じゃないのかよ。ワカツ合うのが目的じゃないのか」

「あそうか。話活でいいんだ。ごめんごめん」

「社会人になったばかりの時を思い出してみろよ。オレもお前も自活始めただろ?。自分で活動始めたじゃないかよ。他活見て学んでいったもんな」「だよな。自分の活動と他人の活動。それが結婚すると合体するわけだから、結局は事前の活動としては、婚活。やっぱ、これで合ってんじゃないか?。婚活で」

「おお!!」

 

◆写真タイトル / 豚活

 

 

ゾンビ映画 / 不安要因がストレスを作る!

Title : 冷えェェェ~!

 

 

ゾンビが凄い。ふた昔前、ゾンビ映画といえば一部悪趣味フリークのみの低俗、安直、全くバカげた超マイナーなB級、C級映画の位置づけでしかなかった。それがどうであろうか!。今や世界中が認知、公認の定番メジャー・ジャンル。ハリウッドの大御所、ブラピ(ブラッド・ピット)までがゾンビ映画に主役る(でる)時代。ゾンビが世界中の人々の注目の的(マト)である証。

そうなればコッチのもの、とばかりにバイオハザード大流行り。宇宙人系も負けてはならじと頑張ってるけど、人間が最も恐怖を感じるモノは、基本、人間の形をした別種の異形生命体なんだってね。

確かに!。アメーバ状の宇宙生物だとかタコ足みたいなやつなんて怖いどころか苦笑してしまうことすらある。バンパイアはゾンビの反動か美し系がお盛ん。

吸血鬼にはハナからロマン的要素が潜在してたんだもんねえ~。ゾンビは肉体が醜く崩落してるから恋愛要素ゼロ。

だからこそ、ゾンビにロマンスを!なんて企画物も予想通り出てきちゃったりはしてるけど。ボクなんて昔っからのゾンビフェチだから、時代の大転換期の恩恵思いっきり享受しちゃってアリガタヤ節ガンガン歌っちゃうけど。 “ゾンビ映画 / 不安要因がストレスを作る!” の続きを読む

転職 / イメチェン/ 心機一転

Title : は、はじめまして…とかッ

 

 

 

イメージは実力を超えるのか。超える。或いは、超えることが多い。

サザエさんのカツオが時代の最先端をゆくスタイリッシュ・ヘアだったら?。サザエさんが髪梳きまくり今風ヘアだったら?。

イメージの変容は視聴率の実績や実力に明らかな影響を与える。とボクなどは確信してしまう。ロング・セラーのサザエさんなればこそ、その時代時代の流行やファッションを番組中に取り入れたっていいハズ。むしろ自然。共感だって呼びやすい。なのに何故(なにゆえ)?ホワイワイ、どうしてそれはご法度なのかしら。

視聴者がそれを許さない。時代の新風をサザエさん作品に取り入れたが最後、最早それはサザエさんではない。似て非なる物、なんちゃってサザエさん。別の何か。一度人々の間に深く深く定着してしまったイメージを払拭することは並大抵のことではない。というより危険。イメージの一変は人気の一変とイコール、それは容易に想像がつく。

以前、“ 嫁ブロック ” なる言葉が巷で囁かれていた。流行り言葉だが、その意味は昔なじみの行為。夫の転職を妻が反対する、は至極当然だから。 “転職 / イメチェン/ 心機一転” の続きを読む

梅雨時のお手入れ / 心にも除湿器をね

 

 

 

 

毎年梅雨入り宣言を耳にするたび、条件反射のようにボクの頭に浮かぶこと。それは雨という言葉。五月病よりも先に浮かんでしまう。

流行り歌の詞中、日本人は雨という気象現象を “ 悲しい後ろ向き要素 ” として好んで取り入れる。そしてそれは人々の大いなる共感を呼ぶ。日本人独特の民族感覚なのだから、皆たちまち自然に理解が出来る。

例えば、三善英史の “ 雨 ” 。 雨に濡れながら、道行く人にこずかれても身動きひとつしない彼女は、恋しい男性を待ち続けている…。雨の慕情、雨の御堂筋、長崎は今日も雨だった、水色の雨、レイニーブルー、と雨をテーマに大ヒットした楽曲は数え上げればきりがない。悲恋の象徴としての 雨は梅雨時ならずとも引っ張りだこだ。

♪  雨  雨  降れ降れ  母さんが  ジャノメでお迎え  嬉しいな  と歌われる前向きな歌も稀に存在するものの、こちらは童謡。恋愛要素が皆無な子供向けゆえの、雨に対する好意的で無邪気な受け止め。

さだまさしの “ 雨宿り ” は、恋愛をテーマにおくユニークなハッピーエンド・ソングの典型だが、恋愛そのものというよりも日本特有の赤い糸伝説、不思議な縁 ( えにし ) が主題だとも言える。その点で童謡 “ 雨降り ” とは決定的な一線を引く。

同じ雨をモチーフとした楽曲でも、海外では日本のソレと解釈が多分に異なる。

CCRの “ 雨を見たかい ” では、~ キミは嵐の後に天気雨が降るのを見たことがあるかい?~ と視聴者に問いかける。また、アルバート・ハモンドの ” カリフォルニアの青い空 ” では、~ 滅多に雨が降らないカリフォルニアで雨が降る時、それは酷いドシャブリになることが多い ~ と歌われるが、双方共に何やら意味深。どちらの歌詞も恋愛を歌ってはおらず、奇妙な現象を見た時は要注意なんだよ、と警告とも取れるような教訓めいたものを感じずにはいられない。

これがビートルズの “ ペニーレイン ” ともなると更に難解。意味深どころか哲学的でさえある。歌詞の内容はこんな感じ。土砂降りの雨でも傘をささない主義の銀行員が床屋で順番待ちをしている。そこへ消防士がドシャブリの中、雨宿りしに床屋へ飛び込んでくる。仕事がら、大量の水の扱いに慣れている消防士のハズなのに、アタフタしている姿が滑稽だという。雨に濡れればヤッカイな紙幣を扱う銀行員の方が雨にたじろかず、自身がビショ濡れになる場面が度々あるはずの消防士が雨に濡れてうろたえる。これって “ 人生えてしてこんなもの? ” と視聴者に疑問を投げかけいるかのよう。

ボブ・ディランも歌った “ 君は大きな存在 ” では、成功した彼女を讃える主人公の男性、彼女の成功を喜んだあと、やがて独りドシャブリの雨の中へ戻ってゆく。一見、いや、一聴、悲恋がテーマの悲しい歌のような気がするが、決してそうではない。雨は2人の恋愛とは直接関係がなく、あくまで雨は男性の置かれている過酷な環境を象徴しているのだ。その点で日本人の感覚とは一線を引く。

日本と海外、雨にまつわる感覚の違いぶりは凄い。雨の降り方、降雨量の違いで受け止め方が違うような気はしなくもない。要するに、風土的な違いかなと。湿度が高くジメジメした日本の雨とカラッとした海外の雨とでは、そこに住む人々の気持ちに働きかける雨の作用が違うのは至極当然なのかもしれない。

梅雨時になるたび思うこと。普段は気にかけずに通り過ぎるアッレヤラコレヤラも、こんな風に細々と考え込んでしまう。雨には人の心を閉じ込める力も、あるのかな?、と。

 

◆写真タイトル / 雨が蓮葉を離れない

 

 

キーワードはどこへ / 会話術を磨け / 社員食堂にて

Title : ミッキィ

 

 

社員食堂片隅にて。

「何故、キミ達女性はカツ丼を避けるのか。ボクはちょっとソレが引っかかるんだ。だから教えて欲しい。ドンブリ持ちながら食べるのが重いからなの?。仲間で腱鞘炎になった者がいるけど、そんな不安も無きにしも有らず、って感じ?」

結構、社内の独身女性のお目当てにされていた独身次長A(ドイツに留学経験があるのでドイツ語発音で、エーではなくアー)は確実に1ポイント下げた。珍しく後輩女子らに話しかけたのがアダか。

「持ち上げないと食べられないですか?。私、テーブルに置いたまま食べられます普通に」

「アタシも」

「ちょっと斜めに傾けることは、あります。でもソレッって、おドンブリの中身がチョッとしか残ってない時ですけどね、エヘヘ」

「違うんだなボクの言ってる趣旨と。まるで。前からいぶかしく思ってたんだよね。いや、ていうか、焼肉屋で女子会って結構やってるでしょ?。お肉好きだよね女子も。トンカツは油で揚げてるから太るの気にしてるんでしょ。ネー?。焼肉は焼いてるとアブラ落ちちゃうもんね。そういうことでしょ」 “キーワードはどこへ / 会話術を磨け / 社員食堂にて” の続きを読む

肩書社会の崩壊序曲が聞こえる!

 

 

 

「日本人は自らのアイデンティティーを失いつつあり、今や成すすべなく立ち尽くしている状況下にあるな」とマナモード研究所所長の猫春。昼飯時についたのだろう、口ひげにデンブのピンクが異彩を放つ。

しかし、30分が経過した今なお、それが落下しないことに首をかしげるマネーモード発案所次長の眼鏡冬、目を細め猫春を見やりながら、薄ら笑いでニヤリながら、

「ああ。やはり気づきましたか。先週その話が出るんじゃないかと思ってましたが今週ですか。思った程のウツワじゃないんだなアンタ」

「かつて新宿はピンキリ文化人が集まる街って共通認識があった、我々には。マスコミが作り上げたイメージだったとしても、あながち嘘ではなかったのだが」

「そうだ。原宿はオシャレな若者が集まるファッション文化のアンテナ・タウンという位置づけ、渋谷は女子高生のニュージャパ文化拠点、銀座はオハイソ族の気高き尾根。そうだよな?。今は全然違う。資本力ある店だけが主役だ」 “肩書社会の崩壊序曲が聞こえる!” の続きを読む

果実酒のTV・CMに絶賛の嵐 / 梅種

Title : 梅種

 

 

最近放映されている果実酒のTV・CMに私は激しく感動した。

若い女性が若い男性とテーブルをはさんで差し向かい、彼女は片手のワイングラスに梅入りの酒を満たしている。そして彼に向かって、最高に幸せだと感じる時はいつか、などと尋ねる。彼が思案顔になったところでカメラが切り替わる。

おッ、驚いたことに彼女のワイングラスに沈んでいた梅はなくなっており、見れば彼女が梅を持ち彼の口元に差し出しているではないか。

テーブル上には何もない。とッ、ということは、つまり、

彼女は、好きな彼の前でワイングラスに指を突っ込んで梅を取り出した、ということだろうか。 “果実酒のTV・CMに絶賛の嵐 / 梅種” の続きを読む

日本人とサソリ / 知らぬがホトケ

Title : コードネームはサソリ

 

 

日本のドラマで、よく「オレの心はサソリ」だとか、気安くサソリうんぬんを連発してるのを聞くけど、

気安い。気安過ぎる。だって日本にサソリなんて居ないジャン。見たこともほとんどないだろうし、何かの展示物で観る機会があったとしても、習性すら知らないジャン。

知らないものを自分に重ねるなんてのは大人気ないジャン。チンプじゃん。ウソ臭い発言者だなって思われてしかるべきなのに、誰もそんなこと思いつきもしないのって、何その鈍感さ。

サソリが生息してるトコに行ったこともない人間が世界を救うために、なんて。

ドラマだからデタラメでいいってもんじゃないっしょ。最低でもスジの通ったフィクションじゃないと、いつまでたっても進歩しないっしょ。

オレは恐ろしい男だ、とか言って、自分はサソリ、なんて凄んで、

サソリってもの凄く臆病な生き物だッて知らぬがホトケじゃん。

「オレ、臆病者」って言ってるに等しいジャン。(爆)ジャン。

 

浮島釣り園 2019年 / 釣り / 汚染釣り座

Title : かろうじて2尾

 

 

先の記事で、川崎殿町浮島釣り園はコマセ汚染のない最後の聖域、と書いた手前、気になって昨日2019年6月14日、釣行。

結論は、最悪のコマセ汚染釣り座に変容してしまっていた、と報告せざるを得ず。

釣り座に設置された高さ約80センチのゴミ箱は全て満杯。ほとんどが残ったコマセ廃棄。よって悪臭が漂っていた。数年前まで、これらのゴミ箱は満杯状態になることは稀、GWなどに数個のゴミバコが満杯になるかならないか程度、コマセ廃棄はほとんどなく悪臭も無し、だったが。 “浮島釣り園 2019年 / 釣り / 汚染釣り座” の続きを読む

劣化するコトワザ / 古きを捨て新しきを使う

Title : お皿の真ん中で愛をうたう⇒皿に乗せたピザを食べ終えると歌いたい気分になる、という意のコトワザ

 

 

「最近、日本人はあまりコトワザを使わなくなりましたね。皆さんは何故だと思いますか?」と小学校教諭の干柿。「花見君。なぜ?」

「時代遅れだからです。今の時代にマッチしないのが多いからです」

「ほお?。例に出して言ってみて下さい。皆に分かるように」

「ええッとお。………。例えば、“ 果報は寝て待て ” 。待てる余裕がないとは言わないけど、待ってるよかググるかして自力で何とかする方が手っ取り早いです。号外より早く情報取ってたって、こないだジーチャン言ってました。“  急がば回れ ” も同じ様なもんです。回ってたら列の一番最後になってると思います。皆、情報ゲットがメチャクチャに早いと思います。」

「なるほど。大変良い意見でした。他のヒトはどう思いますか?。宵待(よいまち)さん。何か思いつきましたか?」

「はい。思いつきました。…、“ 千里の道も一歩から ” は分かるけどインターネットがあるので、いきなり1000歩到達があると思います。千里の道を逆戻り、ならかろうじてOKとは思います。“ 石の上にも3年 ” は意味不明です。同じ石に3年も乗ってたら浦島太郎になってしまいます。ワタシなんか1週間くらいで他の良さそうな石に飛び移ると思います」

「ううむむ…。宵待さんみたいに、すぐ他の石に飛び移るというヒトは居ますか?。同じだと思うヒト、手を上げてみて下さい」

25人、1人を除き生徒全員が挙手。 “劣化するコトワザ / 古きを捨て新しきを使う” の続きを読む