恒例の年末放電もう終わりましたか / 手足の軽いシビレ、クラゲが訴え

Title : 放電中は明かりいらないジャンね~

 

もうすぐ今年も終わり。

皆さん、仕事納めでもう放電終わりました?。違いますよー、終電のことじゃなくて。

毎年、この全身ストレス廃棄放電がやっかいですよね。ボクは昨日やりましたけど、朝の9時から初めて終わったのが夜の10時。途中食事も摂れないし往生しました。

ボクのやり方はオーソドックスな水槽のクラゲに向かって放電する形式で、クラゲが電気ショックで気絶したらそれが合図で放電完了です。もちろん、それは同時にクラゲの電気クラゲとしての門出でもありますけど…ちょっと社会貢献した気分で嬉しいです。

ガス民営化に待った / 行くガス来るガス / 今年最大の話題

Title : ヘヘヘヘ

 

 

ジャケット買いに行った帰りジョナサンで抹茶アイス食べてたら、後ろの席のOLさんとおぼしき2人が年末注目事件について激高しながら話していた。ボクとしたことが初耳だったので自分の耳に疑惑をもったが詳細は以下の通りらしい。

2018年春に世界初のオナラ無音薬(むおんやく)『サイレントラッパA』とオナラ完全無臭化薬『命のラッパB』で悲願の一部上場を果たした製薬メーカーのシノギケズル(蕪) が今月28日、消費者団体に提訴されたという。

サイレントラッパA並びに命のラッパBは抜群の効き目で、発売4日目には全国ドラッグストア全店でたちまち在庫切れ、マスコミも大きく取り上げたことくらいはボクも知っていた。知らなかったのは、

サイレントラッパA、命のラッパB共に効き目が全くない不良錠剤が多数混入出荷されてしまったという事実。

「絶対に彼と結婚したいと、腹くくって縁談後初めてのデートに臨んだんです。しかもイヴの夜。高級イタメシのお店で彼と食事中にオナラがしたくなったんですけど、しっかりサイパAもイノパBも両方飲んできてたので、安心して心置きなく出したんです。その瞬間、すごい音とハナモゲラ悪臭で彼どころか周りの人達が一斉に私を見ました。

「君…。イノパとか……飲まないの?」蒼ざめ震える声の彼に私は声を荒げ、

「飲んだわよォーッ!!!!!!!!」

純銀のスカーフと亜麻色の髪振り乱し(しかもスローモーション)店を飛び出す私の姿、想像してもらえます?悪いけど」

 

今月26日にはシノギケズル本社には類似悲劇による抗議電話が殺到、ホームページは炎症を起こしたという。

放屁者庁も事態を重く見て来年年明けにも業務改善命令を出すと報じた。

水道民営化に先駆けてのガス民営化、それがこの始末。どうやらボクらはよく考えてみる必要がありそうだ。

インフルエンザ患者騒然 / 大晦日葡萄館の奇跡 / 耳鼻咽喉科医の歌声

Title : 大晦日最大の歌謡祭

 

 

本日大晦日、毎年恒例の第1回全国耳鼻咽喉科医のど自慢選手権大会が満員御礼の葡萄館で開催され夜8時ゴールデンタイムに東京98chで実況放送された。

今年で33年目の節目となる大会は、耳鼻咽喉科医437名がエントリー、地区予選を勝ち抜いた22名が決勝大会に臨んだが、葡萄館会場は開演3日前から診療を希望する重度のインフルエンザ患者約5000人が詰めかけ列を作り、感染を怖れる周辺住人が大会中止を求め開演待つ列に抗議の捨て身強行突入し、葡萄館のある勝つ資格一帯にエルニーニョ現象が巻き起こり、一時周辺は騒然となった。

「インフル入ってる、というキャッチフレーズで始まったのど自慢ですが、反響が大きく主催者側としてはコダマを聴く楽しさが病みつきになった思いです。今大会の優勝者である石西(セキセイ)さんは小鳥屋が実家、子供の頃からインコの耳鼻咽喉に関心がありこの道に進んだと聞いています。翌日はインフルエンザを発症されたと伺っておりますが回復をお祈りしたいと思います」

全国耳鼻咽喉科のど自慢運営委員会会長 浅田 雨

◆ 嫁入新聞日曜版 地方トピックス43面より抜粋

 

2019年ベスト商品発表 / アカウントで簡単ネットショッピング

Title : 2019年ベストヒット商品

 

 

2019年もいよいよラストスパート、満を持して “ 坊主丸儲け ” で有名なネットショッピングの尼選(アマセン)から早くも今年の人気商品売り上げランキング・ベスト53800が発表となった。

売り上げダントツ1位は大方のユーザー予想通り西暦高速変換マチン亥オメガ高い。TVショッピングでもジャンバーハネットデタカダカが人気最高商品として紹介するなど、発売以来日の出を落とす勢い。

 

◆ イノシシオメガは尼選サイトでご購入になれます。ご希望の商品をクリックする前に独自アカウントをお造り下さい。アカウントはお住いの町内最寄りの袋小路なら何処からでも侵入出来ます。行き止まりの壁を素手でクリックしたのち、アカウントを小声で壁にだけ聞こえる様におささやき下さい。数分で尼選お客様相談センターにつながります。

◆ 亥オメガ

全長縦42センチ横58センチ / 重量0.2g / プルトニウムをメッキ加工、防水性なしで簡単に水で溶解します

★ メモリ操作でお好きな西暦にテレポート出来、操作さえ誤れば現時点には2度と戻らずにすみますので高速逃避行に最適です。

★ 価格 ¥2980〈住民税抜き〉炭酸乾電池3個付き

歳末大特価市 / トビ職ネコに朗報

Title : 冷え性知らずのソーラー・ニッカボッカ2019(個人差があります。これはイメージです)

 

 

今年もガテン系作業服メーカーのガチマイザリーが、年末恒例の歳末大特価市を塩止(しおどめ)ガチマイ・ラフォーレ27階特設催事場で開催する。今回の目玉は何と言ってもトビ職ネコ御用達のソーラー・ニッカボッカ2019改良版の先行販売だ(写真参照)。

「ニッカボッカの尻部内側にソーラーパネルと全く同じ素材が埋め込まれていて、晴れ曇りどちらでも親方は大事なトビネコに体調を悪化させることなく作業に専念してもらえるようになりました。以前冬場の屋外作業時、冷えから来る肉球のシビレなどで物が握れないネコが続出していましたが、ソーラー・ニッカ着用で作業したところ58尾のネコ中53尾が気温4度の中、生きたドジョウをわしづかみ出来ました。また56尾までが1つのご飯粒に爪楊枝を刺し弁当箱に戻すことが出来ました」

ソーラー・ニッカボッカはネコの下半身を快晴なら常時28度に保ち、ウレタンと牛タンの合成素材が快適な肌触り。通常価格23400円を大特価市の2週間は価格割れの230円で限定200着販売。予約は受け付けておらず、入場者は入口で整理券を購入して会場に入って欲しいとのこと。整理券は大人30000円、ネコ無料、子供120円。尚、18歳未満の方には購入をご遠慮いただいているそうだ。

お年玉要求排除ハンド2020年版予約受付開始

Title : DXMZでキャッチャーされるお年玉要求心 (これはイメージです)

 

 

今年もベストセラー商品『お年玉要求排除ハンドDXMZ』の予約受付が銀座AIスティショナリー別館6階にて始まった。会場は午前9時の開場時点で詰めかけたPTA達約8000人で既に過密状態、メーカー側が用意した商品27000個は予約受付開始わずか5分で予約完売となった。何故、購入手続きが5分以内に完了したのかは不明だが、近年のお年玉業界の人工知能搭載商品の顧客獲得競争は異常ともいえるほどだ。

PTA商会発売のハンドDXMZは使用するPTAの後頭部にMZチップをワンタッチで埋め込み、PTAはチップの人工知能のサポートに従って左右ハンドを操作するだけで簡単に子供のコメカミからお年玉要求心を除去出来る。

毎年、人工知能をそのまま後頭部に残し日常生活のサポートに使用する消費者から眩暈がするなどの苦情が寄せられるそうだが、正月終了時に煎茶服用で必ず自然排出して欲しいとは担当者の弁。

価格は左右ハンドとチップ込みで34000円と手頃。この価格で我が子へのお年玉金額が10~15%削減出来るとなればお安い買い物ではないかとメーカーは自信満々だ。

合格必勝お守りの決定版!インフルちゃん発売!

Title : 只今ウィルス除去中

 

 

医薬品メーカーのデロンベロンが掟破り、突如受験生御用達の合格必勝お守り販売に乗り出し業界を騒然とさせている。

このお守りは肌身離さず身に付けているとインフルエンザ予防接種を受けていなくても絶対にインフルエンザに感染しないというお守りで、その名も “インフル入ってない、略してIHN”。確かにインフルエンザにかかってしまっては優秀な受験生も合格どころではない。

早くもSNNではインフルちゃんと呼ばれ話題になっているそうだが、価格が220円と安価なことも有り飛ぶように売れているという。

 

★ 合成樹脂使用、日本製。全長5センチ、

色は写真の赤のほか、黄色、緑、青、ピンクの5種。

最後の選択 / 行き当たりばったりの果て / 選べない人

Title : 思うツボット(操縦士はタカビットガニ)

 

 

Q坊は向かい筋の子達と同じ様に、立派な制服に帽子を被り、一番見事だと呼び声高い幼稚園に自分も行けるものだとばかり思っていたのだが、違った。Q坊は母親に泣いて抗議したが、決してそこには行かせてもらえなかった。どうしてどうして!。Q坊は父と母を恨んだ。

Q少年は中学2年時、一生に一度の恋人だと転げ回って絶叫したいほど好きになった初恋女子にフラれた。フラれたというより、気づいた時には既に彼女には恋人がいた。評判のイケメンで、先輩差し置いてサッカー部キャプテン、学業成績トップの生徒会長だった。

 

Title : 壇上で演説中の思うツボット

 

 

Q少年は自室に閉じ篭り、鏡に写る自分の顔をみて嘆く嘆く嘆く。自分がイケメンでないのは親のせいだ。並外れた運動神経を持ち合わせていないのは全部親のせいで自分の責任なんかではない。少年は親を恨んだ。

Q青年は大学4年の青田買い時期、親のコネで簡単に就職が決まってゆく知り合い達から激励の言葉を受ける。Q青年は小さな商店主の父親を恨み、社会の裏側を恨んだ。自分の責任とは預かり知らない外の世界で、何事も決まってゆくことに強い憤りを覚えた。

Q氏は、3年のうちに3人の会社同僚にプロポーズしたが、全て断られた。3高ではなかったからだ。3高連中はまるで殿様扱いだった。Q氏は恨み疲れていた。妬み疲れていた。

Qは結婚し子供も1人出来た。夫である彼は相変わらず妻を他の妻達と事あるごとに比べ続け、愚痴をいい、時には罵り、子供の学業ふがいなさには怒りのあまり何度も手を上げた。子供の不出来は妻の血筋だ、そう言ってはばからなかった。

 

Qは棺桶に入り、そして出た。一面灰色の何もない世界。振り返るといつのまにか棺桶も無くなっている。何と自分の身体が宙に浮いている。宙に立っている。ふと気づくと正面から誰かがやって来た。目の前まで来たというのに顔が見えないその男。

「真っ先に聞きたいと思っていました!。此処は地獄でしょうか、天国でしょうか!」と切羽詰まった声のQ。

「ジゴク?。テンゴク?。それは何だ。どういう意味だ」

「此処のことです、ここのこと!。此処は一体何処になるんでしょうか、教えてください、早く知りたい何処でしょう!」

「さあ…。あそこに降りる階段があるだろう。千ほどある階段で自分の好きなところへ行けるのだ。ジゴクかテンゴクかは知らないが」

「ひとつしか見えません!。他の、ええと、999の階段は何処にあるのでしょう!。私には見えません!」

「へえ?。そうかい?。今まで、来る奴、来る奴、皆に見えてるはずなんだけどなあ…」

 

 

 

 

 

瞬間移動へのあこがれ / 瞬間湯沸かし器しか持っていないので

Title : 瞬間湯沸かし器パンドラパンダアー

 

 

「本日の「ジロリ口論」は柳川鍋中学3年2組の教室にお邪魔しています。スタジオにマイクをお返しする時はどのようにしたらよろしいでしょうか」

「テレポーテーションをあらかじめ配備している実行員にマイクをお渡しください」

 

 

「ああ、この方ですね。テレポオテイシオンを実行に移せるスクリプトタヌキじゃないですか。分かりました、そうさせていただきます。では、柳川鍋中学の校長ではいらっしゃらない、中学校舎斜め左脇交差点で信号待ちをしていた鍋底はるかさんと電話が繋がっています。もしもし、はるかさん。はるかさん?」

「はるかさんは私の声が届かないほど、はるかに行ってしまわれたようですね。代わりに、今、お隣に鍋蓋高等学校の校長、手鍋さんがいらっしゃったので、お話しを伺いたいと思います。では、早速ですが手鍋さん、こちらの学校では過去にさかのぼらせ歴史事象を替えることが出来る犬を用務員の方がお持ちだそうですね。それは本当ですか」

「本当です。スイングアウト・ジョーという犬で、過去だけでなく、未来へも行けますよ」

 

 

「この犬は以前、犯罪に使用されそうになったことがあると伺っていますが?」「そうでした。JFKの暗殺前夜にSOJを飛ばして暗殺を阻止し神の祝福を得ようとしたアストロンでしたか、確か。その者の仕業だと聞いています。現在行方が分かっていないそうですが」

 

 

「風評では海賊盤に乗船してイカを乱獲していると聴きました。いい曲が多いですよ。アストロンはブロッコリーの突然変異で生まれたITですから、ブロッコリー畑で捕まえて、と皆祈るような気持ちでしょう」

「分かりました。時間になってしまいました、3分番組なので仕方ありません。ではスタジオにマイクをお返ししたいと思います。スイングアウト・ジョーの準備は出来てますでしょうか?」

「出来ていません。というのも金塊の脳をはみ出させた人がさきほど犬を連れ去ったもようです」

 

 

「ああ、彼はゴールドマン将軍様でしょう。分かりました。マイクはお返しせず、天気概況に移りたいと思います。本日はこれで失礼致します」

 

 

ちなみにオレッチ、日本の中国地方産でフ

センター前に落ちた球を拾えず / 厳しい試験結果 / 蛍雪時代をしのぶ

Title : 勝利のVへ、ガンバ連呼

 

 

今年もこの時期、毎年恒例のセンター守備試験が高校野球の名門校である椎名西東高校グラウンドで一発開催された。去年のライト、一昨年のレフトに続くセンター。鬼監督の千本ノックとあってかセンター前に落ちてしまうボールが拾えずガックリと肩を落とす選手が続出。

「本番の試合には出られないッスね、今日のザマじゃ。いいッス。一から勉強しなおすッス」

としゃくり上げるセンターの試験をクリア出来なかった補欠選手。

かつて、蛍雪時代という言葉があった。夏はホタルの光で教科書を読み、冬は雪明かりで勉強した、という意味だ。昔は貧しい人達の心の拠り所が学び舎であったが、

ホタルのオシリの光は教科書を読む為には1万を超える数を捕獲せねばならず、ホタルが甘い水を好むことから、川には毎年大量の砂糖が受験生らの手によって注ぎ込まれたことにより溺死するアリが続出、かき氷を作りたい者らは次々に川の水をくみに走ったものだ。そして忘れてならないのがカエルやザリガニのメタボ化。

また、雪明かりでの勉強は顔だけが真っ黒に日焼けし、過酷な勉強で目は落ちくぼみクマが出来た上、更に雪の冷たさで唇がシモヤケとなってしまい、受験会場はゾンビの群れさながら、地獄の様相を呈したという。

このように勉学とは非常に厳しいものなのである。

近年、ゲンジボタルやヘイケボタルの姿をめっきり見なくなったと嘆く方々が日本各地におられるが、それは受験勉強の為にホタルを乱獲した結果なのでは、と釘を刺しておきたい。

 

 

何、この記事。