肉食系、草食系 / 第3の系列とは

Title : ジャングルの秘境で見つかった呪い系ひとくち黒チョコ

 

 

「編集長、これ、片手落ちっスね」「どれだ」

「ここんとこ、草食系男子と肉食系男子、徹底比較って…。プランクトン系が抜けてるじゃないっスか。ヨーコさん、超過残業でウッカリしてたんスかネー」

「待て待て待て。プランクトン系?。オレそんなの聞いたことないぞ。何だソレ」

「は?。ほんとっスか。…ええと。肉食系はワイルド系、草食系は大人し系、どっちでもないのがプランクトン系っス」

「プランクトンてとこ、もうチョット詳しく頼む」

「いいっスよー。イワシだとかジンベイザメとか、チッちゃいのもデッかいのも上から下までなんスけど、ヨーするに、回遊系っス。ほら、海って世界中つながってるじゃないっスかー。ツーことはインターネットっスねー。肉も草も食べないで大量の情報を吸収してるんスよー。プランクトンは海の中、チューことはサイトの中っスから外出あんましないっスよー。よく女子が、結婚したいけど出会いがないって嘆いてるじゃないっスかー。プランクトン系は休日、部屋に居る時間が長いっスからー」

「そのプランクトン系って誰が名付けたんだ」「オレっス」

「え?」「だから、オレっス」

「もしかしたら、今思いついたりするか」「モロ今っスねー」

「入社2年のお前が編集長をコケにしようってのか」

「さっきの戦略会議、グローバルな視点で常に新しい何かを、サムスィングニューって、編集長が言ったんスよねー、アレって真に受け系、無しっスか」

「………」

「肉とか野菜よりプランクトンの方が守備範囲広いっスよー。部屋ん中に世界がありますからねー、ネットは。プランクトン男子はグローバル系っショー。彼らと知り合いたい女子はサイトに飛び込まなきゃなんないじゃないっスかー。その特集どうですかって話なんっスよー結局」

「何かお前の意図がオレにもジンジンきてる気がしてきたぞ。チョイ聞くが、お前はプランクトン系なのか」

「マー、そうっスねー。プランクトン系でもジンベー系かなり入ってますかネー」

「ジンベー系ってジンベイザメだな」

「言えてますかネー。イワシは食物連鎖の末端じゃないっスかー。ジンベーはプランクトン系のマックスっショー。底なしに情報貯めこんでハッカーまでいっちゃいそうナー、そんな危うさ感じる今日この頃って感ありっス」

「ハッキングなんかしたら即クビだぞ。当たり前の話だけどな」

「プランクトン系は攻撃性質ないんスよー。常識ってことっスねー」

 

 

 

 

バージョンアップは唐突に / 必要か不必要か / 乗り換え時はいつですか

Title : かぶるの?脱ぐの?

 

 

 

かつてないほど整形手術行為が社会に台頭しつつある。多くの人々がハッキリ認識している程スゴイ。今後、正式に市民権を得るに至るかどうかは微妙、御存じの通りの賛否両論ケンケンガクガク。

けれども整形を “ 修正 ” って捉えれば(とらえれば)多少なりとも理解は深まろうというもの。

 

例えばブログのひな型、テンプレート。人によって大同小異だけど、やっぱり修正するもんね。せっかくチームが頑張って作ってくれたテンプレートなんだから整形しちゃったら申し訳ない、なんて誰も思わないもんね。

顔とテンプレ一緒にするなー!ってお叱りの声も聞こえてきそうだけど、本質的には違わないのでは!。どちらも目的達成のためには必要不可欠な行為だから。肉体だけはその論外って理屈、最早通用しないかも。

より効果的に、より魅力的に、掲げた目標を達成するためのパーツ改造、改良、改定、バージョンアップ、整形、修正。トコトン極めるのであるならば究極リセット、乗り換え。トッカエ。

 

かつて駅構内の改札口付近には “ 伝言ボード ” なる黒板とチョークの設置されたワンダな物が在ったというレジェンド。駅側所有の物なのか構内設置店のサービスであったかは定かでないが、とにかくソレが在ったサ。ああ、在ったとサ。

先に行く、ごめんね  いい加減にしろ、もう付き合ってられない!

ソレらの走り書きだの殴り書きは人待ち顔のピーポーのイイ暇つぶしに。不特定多数、他人の好奇な目にさらされる肉筆文字という名のプライベート。人が書いたものだけに当然文字には特徴あり、人格があり、感情が、在る。

急いで書いたんだろうなあ、とか、喪失感にじみまくりで溶け落ちそうな字じゃないか!、深刻な感じだゾ!とか…。一瞥した人々は今から会う相手とは間違ってもそうならじ、と気持ちを新たにしたことであろうか!。

 

サンプラザ中野氏は、彼の偉大な楽曲 ” 大きな玉ねぎの下で ” の歌詞中、♪  ペンフレンドの2人の恋は  言葉だけが頼みの綱だね 、と主人公(本人?)に語らせる。

便箋に記された、肉筆ゆえの大切でかけがえのない一文字ひと文字。そのひとつひとつの小さな彼女に思いを重ね合わせる青年の純粋な想いが痛い程リスナーに伝わり、こみあげてく青春の息吹を感じ取らずにはいられない。

 

OA機器による電子文字が主流となった現在、人の温もりはその分だけ希薄になってしまったことは否めない(いなめない)事実。

だけど、それって時代が求めたコミュニケーション電達法(伝達法にする?)の修正。リセットとも言えるし、一番しっくりくるのは、乗り換え。それはサナギが蝶になる宿命。

けれども、お嘆きの貴兄には是非とも申し上げたい。例えば、温もりを感じるなら電気灯よりロウソクの灯。それに勝る温もりはない。それはそれとして、究極ボク達は電気を選ぶ。エルビス・プレスリー的には、好きに選ばずにはいられない。ありとあらゆる事を考慮すると選択の余地はない。

だからといってロウソクを時代遅れな無用の長物と言い切ることは決してしないし、現に別の効果的用途として依然使用され続けている。つまり、滅びなかった。残ったのである。

ありとあらゆる対象をバージョンアップさせようという昨今の世界的傾向は、進歩へのあくなき挑戦とも言えるし、やり過ぎ、行き過ぎとの誹り(そしり)も受ける。

ボク達は常に新たなるアップデイトやバージョンアップを受け入れる意思表示も出来るし、却下する意志を示すことも出来る。賛否両論巻き込みながら、やがて少しづつ時は流れてゆき、やがて人々は変わり果てた環境下の岸辺にたどり着き、最もしっくりくる答えを迷うことなく選択する。

おおむね1つの答えが大多数になった時、それが世論と呼ばれる怪物になる。

それがいずれ現れることは誰にも止められないし、今非常識な事柄も、ひとたび人の意識が乗り換えられれば、怪物さえも一瞬にして手なづけられる。

時代を乗り継ぐその速度は次第に加速度を増し、やがて目にも止まらぬ速さへと変貌してゆくのだろうか。近未来という言葉は一体いつ頃を指しているのだろう。それが訪れる時、その場にボクが居合わせているのかどうか、分からない。

早く訪れてチョ

 

 

 

プロテインの時代 / すべすべ / きめ細やかな肌とは

Title : プロテイン狙われるから自分がヌルヌルだとは絶対に言わないカッパの竜ちゃん

 

 

「オレは悩んでんだよ。もう何年位なるだろうかー、やだやだ」

虎抜(とらぬき。去年定年退職後、郷里の判子村に戻る)は庭の紫陽花眺めながら、角刈りごま塩頭をさわさわ撫でて独りごと。

「あら、そんなに長い事。水の臭いがするわねえ。何?。何よ」

「いやな…どうして魚の身体の表面は、ああもヌルヌルなのかと思ってサ。ウナギは特にヌルヌルしてるだろ」

「ドジョウもアナゴもですわねえ。潜ったり、隙間に無理矢理入り込むからでしょ~、傷つきやすいことしてるからぁ~」

「うん、オレもそう思ってんだ。だけどミミズはあんましヌルヌルしてねぇんだよなぁ。オレ、昨日そこんとこ掘っ繰り返してミミズ触ったから分かんだけどね。な?、そこんとこ掘っ繰り返した跡、分かんだろ。な?。その、落ち葉の、黄色みがかってるやつの右隣の」

「黄色みがかってるの3~4枚あるじゃないのぉ~。どれかしら」

「もういいよ。淡水でも海水でも蟹とか海老はヌルヌルいらねぇんだろ?、硬いカラに入ってっから。貝だとかサ」

「ヤドカリもそうよアナタ」思いつき笑いに顔が輝く求美(もとみ)。

「あれは貝じゃねぇだろ。貝には入ってるが。あれ?。ヤドカリはカニなのかエビなのか」

「やあねぇ(笑)。ヤドカニってちゃんと名前がついてるじゃないの」

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変身ヒーローよ永遠に! / キミのそばにいるからね

Title : 涙チョチョ切れシズクマン

 

 

「若者が口にしなくなった言葉って何だろうかね」とイナズマンは言う。

「青春、明日、若者、ナンパ。Gパン、レイバンのサングラス、バックスキン(靴)。柔肌、ラブレター」とレインマンは答える。

「今、掲げた言葉はみな流行語なのか普遍的若者代名詞なのか」とイナズマン。

「平成初期までは代名詞だと思っている者もかろうじて居たようだ。今は絶滅確認代名詞宣言をしても差し支えないだろう」とレインマン。

「今、明確に若者の代名詞と成り得るものを教えてくれ」とサンライズマン。

「残念ながらない。多様性の時代に入り、十派ひとからげのひとくくりは不可能となった。良い事だ。1人1人が自分の意志に忠実になった」レインマン談。

「待て。言葉による表現力はどうだ。コチラは画一化の極致を迎えた風に思えるが。ヤバイ、スゴク、ユルイ、癒される。これだけで何でもかんでも済ませてしまっている風に感じられるが」とメットを脱ぎながら遅刻のクラウドマン。

「それだけあれば何の問題もない。主観が特化した新しい人間達なのだ。他人に関心がない。第三者を認識しない以上、もはや客観性は必要ない」と丸男。

「君は誰だ。これは内輪の会議だ。関係者以外は立入禁止だ、出てってくれ」とマスクの下からくぐもった不快感あらわなイナズマン。

「どこから入って来た」とサンライズマン。

「サイトなら何処からでも侵入可能だ」と緑茶ペットボトルのキャップの閉まり具合を確認しながら丸男。

「いいだろう。今キミが語った客観性、もう少し詳しく続けてみてくれ」とクラウドマン。

「若者達の流行り歌の歌詞を聴くがいい。昔と顕著に違うのは、身の回りや自然、都会、何でもかんでも様子や有様を描写しない、というのが特徴だ。

丸山恵子の ♪ どうぞこのまま ♪ の詩中、♪ 曇りガラスを伝わる 雨のしずくの様に ♪ 、だとか、

大橋純子の ♪ 黄昏マイ・ラブ ♪ のような、♪ 夕立が白い稲妻連れて 悲しみ色の日暮れにしていった ♪ 、

に見られる様な状況描写がない。

サザンオールスターズの ♪ 真夏の果実 ♪ といった比喩もあまり使わない。作詞家の問題ではあるのだがね。

タメグチをそのまま歌ってもあまり歌詞とは言えないような気がするのだが。これは私が年寄りだからかもしれない」とそこまで言って緑茶ペットボトルを発作的に激しくシェイクし始める丸男。

「だからかもではない、年寄りだ。…うるさい、それを振るのはよせ」とシェピハド・イナズマ光線を放つ時の両腕卍ポーズをとるイナズマン。

「逆に永遠、だとか、いつも笑っていたい、とか、君のそばにいるよ、といった意味合いの歌詞が非常に多い。昔よりも若者の置かれた環境が厳しいのだろう。悲しくて立ち止まり途方にくれている姿が思い浮かぶ。誰かそういった若者の姿を目撃した者はいないか!」と突然立ち上がるレインマン。

「座れ!会議室をびしょ濡れにするつもりか!」サンライズマン談。

「すまない。この部屋にジューン・ブライドなど居はしないというのに…」

「誰も見ていない。若者達は地下に潜ってしまった。外で彼らのソウルを見かけることなど最早不可能だ」

「では誰が助けを求めているか我々には分からないではないか。一体どうする」と突然ドアが開き転がり入場するアイダホマン。

「アイダホマンよ、窮地に立った若者が我々を呼ぶ際に空めがけ発射するレスキューボンバーはどれだけ若者に配れたッ」と身を乗り出すクラウドマン。

「朝登校時、学校の前で配ろうとしたが監視カメラで不審者通報され、駅ではラッシュアワーに揉まれ誰1人として手渡すことが出来なかった」

「どうすれば我々は彼ら彼女らを救うことが出来るのか!」とイナズマン。

「過去の人気実績さえあれば商品フィギュアとなって彼らを癒せる。それが我々の新たなる救出方法だ。此処にいる全員は商品化価値がないのだが」とアイダホマン。

しかし彼だけは唯一、フィギュアでこそないがポテチのイラストに使われている。じゃがいもの後ろに小さくではあるが…。

 

 

 

 

堪忍袋の緒が切れる / 腹の虫 / 曲がるヘソ

Title : カカオ星人はストレスなし 

 

 

堪忍袋 (かんにんぶくろ) の緒が切れた

という表現がある。もうこれ以上は全くガマン出来ない、という意味。

そう言われてもねぇ…。身体のどこに収納されているんだろうか、その袋。

ひょっとしてヘソの緒に繋がっていたんだろうか、その袋…。緒が切れる、なんて言うところからして…。

皆さん、この言い回し使っている時、堪忍袋なるものの色や形、果たして頭に描いているのだろうか。

ひょっとして残忍袋 (ざんにんぶくろ) なんてものも身体の何処かにあったりするのだろうか。その袋の緒が切れたに違いないと思えるような事件とかあったりするんだけどねぇ…。

腹の虫が治まらない

なんて言い回しも在る。怒りが強すぎて腹の虫が一向に大人しくなってくれず腹の中で興奮して暴れている、といったような意味だ。ということは、

堪忍袋の緒を切ったのは 腹の虫ではないのか?

という疑問が湧き、昨夜は闇の中、目がランランと輝き眠れなかった。

袋に入っていたのだとしたら何匹くらいか?

誰が最初に腹の虫を袋に入れたのか?虫達が自首的に入ったのだとしたら、緒は袋の内側で結ばれていたはずだが?

堪忍袋の緒は、ほどけたのではなく切れたわけで、緒の強度はどのくらいのものだったのだろう?。ゲタの緒と比べるとどうなのか?。

などと次々に疑問が湧いて来る。そして突如、飛躍して思った。

ヘソを曲げた

という言い回しも在ったと。腹を立てて関係がこじれてしまった、ヘソを曲げた相手との修復は相当困難である、といった状況。

よくよく考えるに、激怒するとナゼ、ヘソが曲がるのだろうか?。

第一、ヘソが曲がる、というのは視覚的にどういう状態なのであろう?。全く絵面(えづら)を想像出来ない。

もしかして…、ヘソを力づくで曲げたのは腹の虫なのだろうか?。

だとすると、ヘソは堪忍袋の中に入っているのか、あるいは、堪忍袋の緒がヘソに繋がっているのだろうか?。

分からない…。考えれば考えるほど分らなくなってゆく…。誰か分かる人…。

 

 

金券ショップ売れ筋NO1は / 夫婦ゲンカを買いましょう

Title: ポップコーンてんこ盛りDOG

 

 

年末ともなると一層盛況を極めるのが金券SHOP。年賀はがきや切手、旅券など、少しでも安く購入しようと人々が入り乱れる。

宴席の季節でもあり、アルコールの力を借りて日頃のウップンが爆発一気に噴出。ケンカを売る。売られたケンカは買う。

忘年会ハシゴで、ある程度の枚数が溜まったケンカ金券をSHOPに持ち込む人が増える師走、特に目立つのが夫婦ゲンカの金券。

「ウチ、テリア飼ってるんだけど夫婦ゲンカは犬も食わないって言うでしょ?。アレ、ホントよね~。ウチの犬、子供達のケンカはマヨネーズかけて出すとよく食べるくせに、夫婦ゲンカは絶対食べませんもんね~」とは大田区在住の主婦。

今年は前年比、夫婦ゲンカ1枚につき約2~3~円程高く売れるとのこと。消費税対象外商品のポップコーンをケンカ金券で購入し飼い犬に与える飼い主が増えたためと国税局は睨みを利かせている。

たぶん当分いい気分 / ブラック企業グッドラック出来ません

Title : 売る虎7

 

 

ウルトラセブンどころか、ウルトライレブンに至るまで、嘘と裏切りの24時間営業エセ・ヒーロー。

いい気分とは、人を踏み台にする至福感。

中央のやり口に日本中の系列店舗はお怒りながら、民衆側からすれば、しょせん同じ穴のスムージーだな、のひとくくり。

十把一絡げ(じっぱひとからげ。色々な物を無理にひとくくりにしてしまうこと)は世の掟。

酒を大量にくらい完全酩酊、大虎(おおとら)。何年にも渡る悪行三昧こそ、常軌を逸した売る虎(ウルトラ)。

それが可能になったのは社会のモラルハザードの崩壊。

セブンイレブンに社会的制裁、すなわち不買運動、という消費者ひとりひとりの気概の欠如。抗議がないに等しい小規模なものならば組織安泰、痛くもかゆくもないどころか、これでいいのだ、というお墨付きさえもらったに等しい厚顔無恥。

ようするに、ブラック企業は脆弱(ぜいじゃく)な世論が作る、の法則典型。

セブンイレブンほどの大胆不敵なノーガード戦略、ちょっと珍し過ぎる、などと言っている場合ではない。珍しい現象がアッと言う間に常識に固定化してしまうのが日本という国なのだ。

自分に直接被害がないのなら、現状、関係なしのヒトゴト。

この日本人スローガンはお目出度い。目立たぬところではシッカリ間接被害、それに気づかず第三者スタンス。

 

知らぬが仏

などというコトワザなどとっくに形骸化。

 

知らぬが花よ

などという決め台詞もとっくに忘却の彼方。

今や、知っているか否かは、お得情報のみに限られ、隠されたお得でない損情報には気が付きもしない。損情報というオマケがゼロで、初めて本物のお得情報。

損要素で得要素が相殺される。これがヤリクチ。損して得取れ、とは違い過ぎる残念なカラクリ。

アナと雪の女王と宇宙人とネコ / 男性消滅の予感

Title : 宇宙人顔

 

 

相変らず男性は宇宙船に乗り込むことに憧れ続け、女性は宇宙人顔に熱狂的なラヴコール。

宇宙人似であればあるほど大人気。隣の男性にその様相はない。女性と真逆、目は小さく鼻も口も大きい。大きな鼻は権力欲の象徴とされ、大きくガッシリとしたアゴは、自己主張が強く闘争的な人と言われる。

宇宙人は両性具有、性別なし。なるほど、人類の肉体最終完成形がそうであるのなら、

草食系男子の誕生は男性性欲低下を意味し、やがては女性の中に取り込まれ消滅してしまうサダメなのかもしれない。

犬にしても、ネコと同じ比率を持つ顔は多々あるのだが、ここ日本に於いては犬よりネコが圧倒的人気を誇る。

そしてネコは女性、犬は男性イメージであるとも。なるほど納得。

目指す先は男尊女卑から男消女栄か。

つぶやき / 寝言でツイートしちゃいました

Title : 青色だけではないぞよ

 

 

「お前は取るに足らない虫けら同然だ」

と言う人は、蜂蜜を舐めたりロイヤルゼリーを摂取したりしてはならない。

 

「アイツは犬畜生以下だ」

と本気で言う人は、警察犬や盲導犬を全否定している。

 

「あの男は冷血なのよ。大っ嫌い」

と恨み言を言う女性は、ワニ革、ヘビ革のバッグや財布を決して身に付けてはならないのだろう。

 

「エモすぎ、ウザ」

と感情豊かな人を嫌う人は、決して何をも怖がってはならないはずなのだが。

 

「考え過ぎなんだよ、アンタ」

が口癖の人は、物事を深く考えたことのない人に多い。

 

 

上司と部下の会話 / ランチ・ミーティング / 模範例

Title : マイルドダンデイな会話でいこうゼ

 

 

 

「コロンブスの卵だな、卵が先かニワトリが先か。そういうことだ」

 

黒縁ロイド眼鏡の左レンズに

クッキリと親指であろう指紋を付けたまま、

早番納(さばんな)は、歯で割り箸をパチッと割り、

親子丼の鶏肉から先に食べ始めた。

それを横目で見やりながら部下の佐井(さい)、

 

「いくら重要な案件交渉でも、ヤッパ食事が先で正解でしたね部長。

今、食べとかないと食事すんの深夜になっちゃいますもんねえ」

 

「優先順位こそが効率的目標達成の要だからな。

それを見事なまでに実証して見せたのがキミだ。

もぐもぐもぐもぐもごもぐ、結婚より出産が先。

もぐもぐもぐもぐもぐ、ウムッ。

相手方の親御さんも孫の顔見た途端、

エビス顔で結婚許してくれたんだからなあ」

 

そこへ佐井のエビ天丼。「お待ちッ」

 

「部長、コレなんですけどね。

海に老いると書いて海老(エビ)なわけですよ。

背中が曲がってるから老い、

は分かるんですけど、

何でビなんですかね老いが。

老人をビジンなんて読ませないじゃないですか。

マ、オバアチャンなんか喜びそうですけど」

 

「そうか?。それよりオレが気になるのは

海老天のポーズの方だな。

腰が曲がっていてこそ、海に老いるだ。

なのに海老天のは、直立不動姿で並んでるじゃないか。

海の青年だぞ、それじゃ」

 

「海の青年、それサーファーですよ。

エビじゃないですよ。直立不動なのは簡単な話ですよ。

曲がらないで真っすぐに出来るくらい、

このエビは大きいんだぞと、店側がアピールかけてるんですよ」

 

「そうだったのか。じゃあ、

カニシャブのズワイはどうしてだ。

脚を曲げて運んで来るぞ。

ああそうか、真っすぐに伸ばして運ぶと危ないな、

爪先でケガするな。

大きく見せても怪我人が出たらシャレにならんか」

 

「毛ガニが何処から出るんですか」

 

「ウァーハッハハアーッ!!」

「あっはっはっは?。え?」

 

「それはいいとしてだ。キュウリは真っすぐでないと売れないらしいな。

曲がってるのは出ても二束三文の叩き売りだ。

ただ切りにくいというだけでだ。

バナナはいいのか曲がってても。いいんだろうな」

 

「バナナは千切りにしませんから、そのまま食べますから問題なし」

 

「カボチャは南に瓜と書くだろ。

スイカは西に瓜だ。

この南と西は何だ。どこを指している。

カボチャとスイカは、道路標識に成り得るということなのか」

 

「確かに!。ボク、地方にレンタカー出張してる時に、

時々道路脇で、南瓜だの西瓜だの売ってるの見た事ありますよ、

アレ、標識だったのかもしれませんね」

 

「だとしたら見えにくい標識だな」

「両方とも暗い色ですからね」

「ウァーハッハッハーッ!!」