海釣りが初めての人でも、比較的簡単に魚が釣れてしまう。それを実現させてくれるのがサビキ釣り。冷凍圧縮されたプランクトンを解凍し、小さな網や器に入れて仕掛けにくっつけるだけ。仕掛けを海に投入し、竿を上下に軽く振っていると、海中にプランクトがワラワラ出ます。出尽くしたら再び詰めて上下振りの繰り返し。
そうこうするうち、やがて回遊魚軍団がコーナー回って直線コース!。あとはコッチのもの、一早く発生(魚にはそう見える)したプランクトン煙幕見つけて突っ込んできます。回遊魚は泳ぎながら捕食し決して立ち止まりはしませんから、結果的に掛かったハリを強く引くことになります。判りやすいアタリですよね。当然群れなので1度に何尾も数珠繋ぎ(じゅずつなぎ)で上がってきます。連なった銀色が、陽光を受けてツイストする様は子供達をエキサイトさせずにはおきません。
サビキ(上下誘いかけを、さびく、と言うことから)釣りに使用されるプランクトンはエビ(体長7mm程度)。これを大サジスプーンで30杯くらい、せっせと入れ物に詰め込みます。仕掛けには何本も鍼(ハリ)がついていて、ハリ自体がプランクトンに見える装飾が施されていますから、ハリにエサを付ける必要はありません。 “ママカリはいかが?/ サッパの酢漬” の続きを読む