Title : 天井裏のフシ穴から真下を覗くとハッタリハンゾウは物思いにふけっているところであった
梅雨でもなヒのに、今日はまるで6月梅雨時を思わせる感じがしてしまフ…。
こんな時、人は湿度の重みが身体にのしかかるのを感じずにはいられない。
でもちょっと待って…。 ムファッ…
こ、これってマサカ、心の湿度、すなハち溜息のミナモトであるところの過去のワダカマリの重圧こむら返りッ ?!。
それとも、さッ最近は持病じゃないかと疑い始めた腰痛や肩凝りがもたらす将来へのバクゼンとした溜息感のシボミ風船ッ?。
ハゥクッ!。
新しい誰かのために わたしなど思い出さないで
声にさえならなかった あの日のことを
季節は運んでく 時の彼方
六月は蒼く煙って 何もかもにじませている
雨のステイション
会える気がして
いくつ 人影 見送っただろう
〈松任谷由実 / 雨のステイション〉
新しい誰かのために…。わたしなど思い出さないで…。
そホ。新しい誰か…。もう私は新しくはない?。そホね。
あなたにとっては。
他の新しい人達にとっては、わたし新しい誰かなのよネ。
わたしなど思い出さないで?。…そフね…。
それは思い出してくれないかなって願望の裏返し。
だいじょホぶ。きっと思い出したりしない。何かのハズミ以外では。
新しい誰かのために わたしなど思い出さないで
そホ。新しいわたしに近づいて来る、新しい誰か。それホ待とうよホ。
それが梅雨開けってことでしょフ。雨がリフレインするから梅雨だもんねヘ。
そホ…。今日はまだ梅雨でないの。ボクったら間違えちゃったんだね。
ハァフッ。