Title : 人工知能内蔵灰皿シド・スエール2019
梅干し丼チェーン最大手の『シワシワに歪む屋』が今月発売したオリジナル商品がネットで大変な反響を呼んでいる。既に各大手新聞などでも大きく取り上げらているのでご存知の方も多いはず。
その大人気オリジナル商品とは、何とタバコの煙を吸い込んでしまう灰皿。
実はこの灰皿、灰皿中央寄りにゴムタイヤ製で出来たシドという中年男性の顔が配されており、このシドが喫煙者に向かってきさくに話しかけるという。
「シドは人工知能を内蔵していて喫煙者と自由自在な会話が出来るんですよ。話が弾むうち、やおら喫煙者がタバコを吸い始めるわけです。
そうして、喫煙者がタバコを吸いながら途中で灰皿にタバコを乗せたりするじゃないですか。そこをすかさずシドが吸引してタバコを自分の口元にまで引き寄せ吸い始めてしまうんですよ。一瞬たりとも吸うのを止めません。吐いた煙は灰皿の中に自動的に吸収されてしまいます。
当然、喫煙者はタバコをシドの口から引き抜こうとしますよね。しかしシドはスッポンでもあるわけで、絶対に口からタバコを引き抜くのは無理なんですよ。シドも休むことなく吸い続けるのでかなり苦しいのです。涙目になったりもしますから、それを観ていた喫煙者も流石に蒼ざめてしまいますよね?。
先に会話が弾んで心が通じ合ってます。その相手が苦しんでいる様子を見ていたたまれなくなり、場を離れて屋外に移動しタバコを吸います。これで室内に喫煙者の姿はなくなるという寸法です」
開発から販売にこぎつけるまで42年を要したと梅原社長。シドを養子縁組で向かい入れ4歳から男手一つで育て上げたと言う。
「我が子ですからね。息子を大量生産ラインに乗せるのはためらいがありました。皆さんに喜んで購入して頂き積年の想いが晴れた気がします」と涙ぐむ。
喫煙防止灰皿SIDOは重さ3キロのカルシウム製、夏場冬場には伸縮し昼夜を問わず大きな叫び声を上げるというのも人気の秘密だという。
価格は4500円(脱税有)、全国の店内レジにて購入出来るが、この商品の問い合わせはモールス信号のみ。電話の応対はお断りしているという。