Title : マジ?
今月未明、乳製品最大手のメウク(蕪)の
乳製品IT書き換え製品販売疑惑裁判が
最高菜で結審した。
数々の疑惑を呼び、憶測が奥底を呼んだ事件だけに、
審議前から裁判所前には膨張券を求め
多くの人が詰めかけた。
あらゆるOA機器から発信される個人宛メールを
不正に飲料ミルクに書き換え、新鮮絞りたて牛乳として販売していた
という検察の申し立てに、
メウク側は事実を認め、
入正賓(にゅうせいひん)CEOは次の様に供述した。
「牧場の牛達に嫌われた後、牛乳の確保をどうするか
ということで社内会議を開きました。
その席上、管理部門部長の千井尋太一 ( ちいずだいいち) が、
メールという名前が羊の鳴き声に酷似しているのではないか
と発言し、社員一同が個人宛メールを
メウクにIT変換することを思いつき、
全員一致で可決したのです。
一種の発想の転換ですよね、
羊から牛乳を搾るというのは」
賠償問題に関しては、在庫の牛乳分をとりあえず羊に戻し、
国内全域に分布するシープドッグ20万匹の助力を得て
最終的に個人宛メールに復元し、
メールの宛先に再送信する方向で
ユーザー達と和解したいとしている。
判決主文:
メウクは会社ぐるみで既存の牧場をサーバーに改築して
メールを乳まみれにしたばかりか、
変換工作が発覚しそうになるや
大量のメールを自社牧場サーバーに送り付けて炎上させ
証拠隠滅を図るなど、
その手口は、未だ乳離れ出来ていないと言わざるをえず、
極めて悪質で計画的である。
社長以下、社員は金庫5年に処し、
会社は、今後自社蕪を証券所から上場酌量とすること
を言い渡すものである。
「メール送信に使われるフォント ( 文字 ) の遺伝子を組み換え
牛乳に変換した今回の事件は
氷山の一角ではないでしょうか。
牛乳に文字を変換出来たということは
野菜や飲料水に変換することも可能なはずです。
これらの違法行為は確かに問題ではありますが、
将来的に起こりうる地球規模の食糧難激化に備えて
無尽蔵のメール配信を食料に変換する
という行為は、痛し痒しといったところではないでしょうか」
とは浅草活版会社社長の便。