人生最大の後悔

Title : 通り雨に傘はなし

 

 

悔いが残る。後悔している。雨の後には水溜り、積雪の後には雪ダルマも残る。それはやがて消える。

決して消えない痛恨の後悔がある。水溜りも雪ダルマもエピソードと共に記憶に残る。

いいことも悪いことも残るように出来ているのが人間。不完全な証拠。

後悔しているから今なお残っているのではない。残るように出来ているだけ。深く気に病むのは馬鹿げている。

人は必ずやり直す様には出来ていない。やり直すかどうかは個人個人の気持ちひとつ。

どうするのか。どちらにせよ、その気持ちはその人が形作ってきたものだ。