イカ水揚げ量の落ち込み / 原因判明 / 価格高騰に待った

Title : マジか!

 

 

今年は漁獲量の落ち込みから、とりわけイカの市場価格が高騰している。昨日のEIPI発共同によると、原因はある漁師の不注意な発言だったと言うから驚きを隠しきれない。事の詳細は以下の通り。

相模原市在住の北原直哉さん54歳が通例のイカ漁を深夜2時に東シナ海北東部で操業、船底のイケスにヤリイカ約1トンを入れ相模港に帰港したのが朝方5時。漁協の水槽に状態を見るためにヤリイカ数ハイを入れた後、直哉さんは息子さんと水槽前で立ち話をしたという。問題は会話の内容だった。

「確か、息子に漁は骨の折れる仕事ではあるが骨太の男の生きざまでもある、皮を切らせて骨を断つと昔から言うように、お前もいずれ所帯を持って一家の屋台骨になるんだから、ここが踏んばりどころだ、なんちゅうことを話したんだと思います」

これらの言葉が水槽内で立ち泳ぎしていたイカ達の神経を逆撫で。こんなイヤミは聞いたことがないと。ダイレクトな当てつけに他ならないんだと。軟体に対する配慮が欠けているじゃないかと。

その後、どういう経緯でそうなってしまったのかは不明だが、隙を見て漁協で飼われているマスコット猫のハマデリバリ(メス、生後3年)が水槽内のイカを港に放出、逃げのびたイカ数ハイが前述の親子会話を口コミで仲間に伝えたのではないかと推測される。結果、イカは姿をくらましてしまった。

北原氏の不注意な発言を重くみた漁協は氏を業務上菓子寿司で告訴。民事訴訟でもあり、会話の全容を一部始終録音していた同漁協のマスコット猫ベリデリバリ3297BER2(ハマデリバリの孫娘、生後3日)が証拠テープと共に行方不明となって証人喚問に出席しなかったことから北原氏は不起訴となった。

一時、ベリデリバリの失踪に北原親子の関与が疑われたものの、半月後にベリデリバリが東京原宿でねぶりアメを舐めているところを交番巡査が保護。ベリデリバリは帰郷するお茶のお湯大3年の娘についていったことが判明した。

いずれにせよ、このように深刻なイカ水揚げ量だが、今後の対策としては、タコを二等辺三角形の木型に入れ形状をイカに似せて市場出荷する試みが既に始まっているという。期待したい。